新米小坊主の小話 お大師さまと水との関係

こんにちは。広島の作業療法士の川本健太郎です。

今日は、高野山真言宗 僧侶の川本祐道(ゆうどう)として、密教に関するちょっとした小話(こばなし)をします。

サクッと読めるように心がけていますので、お気軽に読んでみてください。

(*´▽`)ノノ

今日の『お大師さまゆかりの地』は、今回の記事で触れているお大師さまととの関係が深い四国八十八ヶ所 第三十五番札所 醫王山 鏡池院 清瀧寺(いおうざん きょうちいん きよたきじ)です。

(*^-^*)

 

お大師さまと水との関係


 

お大師さまの社会奉仕活動としてよく知られているのは

 

に関係する仕事

 

であり、過去のブログ記事では

 

讃岐の満濃池(さぬきのまんのういけ)

 

の工事をわずか3ヶ月で完成させたというお話をしています。

満濃池が出てくる過去のブログ記事です

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満濃池が出てくる過去のブログ記事です

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お大師さまは水に関する多くの伝説を残しておられますが、その中でも最も多いのが

 

弘法清水(こうぼうしみず)

 

と称される、清水を探し当てた話しであり、伝えられているだけでも

 

全国に1400箇所以上

( ゚д゚)ナント!!

 

の泉や井戸を探し当てたとされています。

しかしこの1400箇所という数字は、いかに超人的なお大師さまであっても

 

国の事業

日々の祈りと修行

真言密教の経典の整理と教育事業

高野山や教王護国寺の建設・整備

 

など、多忙を極めていた状況ではさすがに難しいと言われており、実際には後世になって高野山から地方行脚に出たお大師さまの弟子である

 

高野聖(こうやひじり)

 

と呼ばれる多くの真言僧侶が開拓した水源であるとの見方がされています。

それでも、お大師さま自身が関わられたと思われる弘法清水は、四国八十八ヶ所霊場の寺の由来から見てとることができます。

徳島県にある第三番霊場の

金泉寺(こんせんじ)

 

は、お大師さまが掘り当てた井戸から

 

黄金の霊水が湧き出た

 

ことから、その名がつけられたと言います。

金泉寺が出てくる過去のブログ記事です

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同じ徳島県にある第十七番霊場の

井戸寺(いどじ)

 

は、お大師さまはこの地域の村人が水不足や濁り水に悩まされていることを聞き、自らの

 

錫杖(しゃくじょう)

 

で井戸を掘ったところ

 

一夜にして清水が湧き出た

 

ことから、元々の寺の名前であった妙照寺(みょうしょうじ)から井戸寺に改めたとされています。

また、井戸寺の井戸は

 

面影の井戸

 

と呼ばれ、覗き込んで自分の姿が水面に映れば

 

無病息災

 

でいられると伝えられています。

井戸寺が出てくる過去のブログ記事です

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高知県の第三十五番霊場の

清瀧寺(きよたきじ)

 

は、お大師さまがこの寺で七日間の修法をされた時、最後の七日目の結願の日に岩の上を

 

金剛杖(こんごうつえ)

 

という、修験者が持つ四角(または八角)の白木の杖で突いたところ、清水がこんこんと湧き出て

 

になった

 

ことが寺の名前に由来になったとされています。

 

愛媛県の第四十八番霊場の

西林寺(さいりんじ)

 

には、お大師さまが錫杖で水脈を掘り当てたとされる

 

丈の淵(じょうのふち)

 

という澄み切った湧水が出る池があり、今では

 

丈の淵公園

 

として飲料水だけでなく、人々の憩いの場ともなっています。

 

水は全ての命の源であり、その水にまつわる多くの事業に関わっていたお大師さま。

四国八十八ヶ所を巡る人々がお大師さまを身近に感じるのは、行く先々の寺院境内、参道、遍路道の傍などにある弘法清水が、厳しい遍路修行で渇いた喉を潤し続けているからかもしれませんね。

 

 

<お大師さまゆかりの地>

 

 

四国霊場八十八ヶ所

第三十五番札所

醫王山 鏡池院 清瀧寺

(いおうざん きょうちいん きよたきじ)

清瀧寺は、養老7年(723年)に行基菩薩(ぎょうきぼさつ)がこの地を訪れた時に、霊気を感得して薬師如来像を彫られ、これを本尊として影山密院 釋本寺(えいざんみついん しゃくほんじ)として開山されたのが初めとされています。

弘仁年間(810年〜824年)に弘法大師がこの地を訪ね、本堂から300mほどの岩山に壇を築き、五穀豊穣を祈願して閼伽井権現(あかいごんげん)と龍王権現りゅうおうごんげん)に七日間の修法をされ、最後の七日目の結願の日に岩の上を金剛杖(こんごうつえ)で突いたところ、清水がこんこんと湧き出て滝になったことが寺の名前に由来になったとされています。

<約4分の動画で清瀧寺を紹介しています>

この清水は、田畑を潤すだけではなく、和紙の原料である三椏(みつまた)をさらして紙を漉く(すく)うえでも重宝され、高知県を代表する土佐和紙産業(とさわしさんぎょう)を興すことにも貢献しています。

<三椏の花>

寺の言い伝えでは、平城天皇(へいぜいてんのう:774年〜824年)の第三皇子が弘法大師の夢のお告げで出家し、真如(しんにょ)と名乗り、真如はこの寺を訪ねて息災増益を祈願して、五輪塔を建立したとされています。

<薬師如来立像>

清瀧寺は本堂の屋根よりも高い大きな薬師如来がシンボルであり、厄除け祈願の寺としてもその名を知られています。

所在地:〒781-1104 高知県土佐市高岡町丁568-1

電話:088-852-0316

交通アクセス:四国八十八ケ所霊場會

 

 

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