こんにちは。広島の作業療法士の川本健太郎です。
この記事は私の好きな言葉でもある【一期一会】をもとに、作業療法士としての日々の出会いや色々な思いを綴ったショートストーリーです。
思わずクスッと笑える話から、ちょっと心のどこかに届くような話しなど、サクッと読めるように心がけていますので、お気軽に読んでみてください。
(*´▽`)ノノ
信用しない
「信用しない。信用しない。」
(´¬_¬)シンヨウシナイ…
このセリフ、『鬼滅の刃』を知っている方であれば、登場人物の一人でもあり、蛇柱(へびばしら)としても知られている
伊黒小芭内(いぐろおばない)
#鬼滅の刃
— ufotable (@ufotable) 2019年8月30日
#22 最速放送に先駆け、
<“柱”キャスト&ビジュアル公開>
ufotableより描き下ろしのビジュアルをお届け致しました。
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蛇柱・伊黒小芭内
CV 鈴村健一
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公式サイトhttps://t.co/lYxUHYbDYt pic.twitter.com/vBzXRCIwFk
<ufotable公式Twitterより引用>
の口癖であることを思い出す方もいらっしゃると思います。
私たちの仕事は信用で成り立っているので、いきなり
「信用しない」
(´¬_¬)シンヨウシナイ…
という言葉を聞くと
なんのこと?
と思われるかもしれません。
実はこの言葉、私はある場面で多用しています。
それは
自動車運転をしている時
なんです。
いやいや、運転中は自分の腕とか信号とか道路標識とか、信用しないとできないことだらけじゃないですか!
というツッコミをされるかと思います。
当たり前ですが
交通ルールは必ず守る
そのための決まり事は信用する
ことは言うまでもありません。
では、次のような時はどうでしょうか。
1.車間距離が詰まりそうな時
2.横断歩道・自転車信号は赤だけど向かってきている歩行者や自転車がスピードを落としそうにない時
3.信号が赤に変わりながら右折指示が出た時
4.工事などで車両規制の誘導をしている警備員が指示を出している時
実はこれらのことを安易に信用して
「このくらいの車間距離で大丈夫」
(;´・ω・)イインジャナイ?
「赤なんだから歩行者も自転車も止まるだろう」
(;;´・ω・)タブントマル
「右折指示が出てたら対向車は止まるだろう」
(;;;´・ω・)サスガニアカダカラ…
「警備員の誘導は間違うはずがない」
(;;;;´・ω・)ユウドウノプロデショ?
と認識していると、思わぬ事故に繋がってしまいます。
令和2年度における交通事故のワースト4は
1.追突
2.出会いがしらの衝突
3.右折時衝突
4.横断中の人や車両との衝突
であり、全国の交通事故の
約75%
がこの4つの事故であるとのデータも出ています。
【関連リンク】
公益財団法人交通事故総合分析センター
http://www.itarda.or.jp/
こうした事故の多くは
自分の運転技術を過信している
相手(歩行者・自転車・対向車)がこちらに気付いてくれるだろうと信じている
信号機は必ずみんなが守っていると信じている
誘導する人はきちんと誘導してくれると信じている
など、過度に自分や相手を信用することで起きてしまう事故でもあります。
私は訪問看護ステーションからの訪問リハビリを行っており、その時に
訪問リハビリで必要なのは安全運転です
と繰り返しお伝えしてきました。
【関連記事】
リンク:訪問リハビリで大切なのは◯◯◯◯
そして、上記に挙げた内容については、交通ルールをきちんと守りながらも
必ず目視確認をする
右左折時には対向車の運転手・人・自転車に乗っている人の目を必ず見る
横断歩道の手前では必ずスピードを落としていつでも止まれるようにする
誘導されても周囲への確認は怠らない
ようにしており
安易に自分の運転技術や相手の意思などを過信しない
ようにしています。
その結果が、免許を取得してから今に至るまでの
無事故無違反
に繋がっていることを思えば、最初にお伝えした
「信用しない。信用しない。」
(´¬_¬)シンヨウシナイ…
の真意が分かっていただけるかと思います。
<無事故無違反の証(SDカード)>
これからますます暑い夏を迎え、さらには局地的な大雨などが降る機会も増えてくる時期になり、子供たちの休みに合わせて遠出をする機会も増えてくるからこそ
安全運転を心がける
そのために安易に自分の運転技術や相手の意思などを過信しない
ことが大切になってくると思います。
言い忘れましたが警備員の誘導で万が一にも事故になった場合では
運転者の責任は免(まぬが)れず
警備員の責任を追及できないことがある
ことを知っておいてください。
<引用出典:警備員の誘導ミスによる事故は誰の責任?:シンク出版,2019.>
その一方で、警察官には車両や道路の安全確保の義務と責任がありますので
警察官の誘導
には必ず従うようにしましょうね。
今日も私は患者さん・利用者さんの人生の伴走者として
一期一会
を大切にしながら、日々の仕事を続けています。
皆さんの貴重なご意見・ご感想、大変参考になりますので、お気軽にコメントなどいただけると嬉しいです。
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「信用しない」ことも大切なんですね。
事故は過信から起こりますね。
ルールを守っているから大丈夫、ではなく相手の動きも自分の目でしっかりと確認するように心がけます。
KEIKO OKADAさま
いつもコメントありがとうございます^_^
『信用する』ことはとても大切なことですが、時には『信用しない』ことも必要になってきます^_^;
それは悪い意味というよりも、過信しないことや注意を怠らないということにも繋がります。
事故は起きたくないものですが、その多くが「相手が悪い」となりやすいところを鑑みると、用心に越したことはないこともあるように思います。
またお気軽にコメントをいただけると嬉しいです(*^_^*)