こんにちは。広島の作業療法士の川本健太郎です。
この記事は私の好きな言葉でもある【一期一会】をもとに、作業療法士としての日々の出会いや色々な思いを綴ったショートストーリーです。
思わずクスッと笑える話から、ちょっと心のどこかに届くような話しなど、サクッと読めるように心がけていますので、お気軽に読んでみてください。
(*´▽`)ノノ
訪問看護で困る◯◯◯問題
「どこでいつするのかが悩みよね〜」
(。-`ω´-)ンー
なんの話をしているのかというと、訪問看護などの訪問系サービスに従事している人なら誰でも困る
トイレ問題
についてのことです。
訪問看護では、利用者さんのご自宅を訪問させていただいた後、一度ステーションに戻って書類仕事などを行い、また次の訪問先に行き、訪問後にはまたステーションに戻ることの繰り返しです。
でも実際は、訪問先が遠かったり、ステーションまで帰ってくる時間がなかったり、訪問予定先が何軒も重なっていたりすると、ステーションには戻らずに
利用者さん宅から利用者さん宅への移動の連続
であることの方が多いです。
場合によっては、昼食も外で済ませることもあり
朝ステーションを出たら夕方までステーションに帰れない
ことも珍しくありません。
そんな時に頭を悩ませるのが
いつどのタイミングでどこのトイレに行くか
という問題です。
「いや、ステーションで済ませればいいじゃん」
( `・д・)ナンデ?
と思われるかもしれませんし、訪問看護ステーションによっては、ステーションの方針として
ステーション以外でのトイレの使用は禁止
(乂`д´)アカン!
にしているところもあります。
特に、新型コロナウイルス感染症が拡大して以降、コンビニなどで感染対策の一環として
トイレの使用禁止
になっていたり、トイレを設置している施設であっても
“買い物に来られた方以外の使用禁止”
といった張り紙を見かけることも少なくありません。
確かに、利用者さん宅から利用者さん宅に直接訪問する仕事に携わっている以上
感染症のリスクを下げる
ことは必須のことです。
しかしながら、トイレに関してはその日の体調のこともありますし、ステーションに戻れない移動が重なるとかなり深刻な問題になってきます。
また、利用者さんのご自宅に伺った時にありがちなのが
まぁ、せっかく来られたんだから、お茶でも飲んでいってください♪
というお気遣いです。
大前提の話として、訪問看護に従事している者は、利用者さんからの利益供与を堅く禁止されています。
それはたとえ一杯のお茶であっても、基本的には
お心遣いありがとうございます。
でも、基本的にはいただけないので、お気持ちだけで十分です。
とお伝えするようにしています。
とはいえ、利用者さんやご家族にとってみれば、せっかく煎れたお茶をそのままにされることで余計に気を遣われる方もおられますし、中には
せっかく煎れた茶ぐらい飲んでいかんか!
と、思いっきり不機嫌になられる方もおられます(というか、怒られます)。
訪問での作業療法では、本人の役割活動として
お客さんへお茶をたてる
ということを作業療法の一環として取り入れている方もおられるので、なおさら煎れて下さったお茶を飲まないわけにはいかないこともあります。
なので、お断りをしつつも、どうしてもという場合はお茶をいただくようにしていますが、そうなるとどうしても
トイレが近くなる
(。·ˇ_ˇ·。)ムゥ…
ようになってしまいます。
しかも、1軒だけならよいのですが、続けて訪問した先でも同様にお茶を勧められることもよくあることなので、気づけば
お腹がたっぽんたっぽん
になってしまい
「いや、マジ、ヤバいっす!」
(|||゜Д゜)ゥゥゥ…
ということもあります。
そこで、訪問看護ステーションの職員間で
「どこでいつするのかが悩みよね〜」
(。-`ω´-)ンー
という話が出てくるというわけです。
ちなみに私の場合は利用者さんのご自宅周囲を含め、訪問先のルート上で
いくつかのトイレ利用場所をマッピングしておく
ことを心がけており、利用者さんのご自宅でトイレをお借りすることは極力避けるようにしています。
もちろん、どんなところでもトイレを綺麗に使用するために
流せるウェットティッシュ
アルコール消毒剤を入れたアトマイザー(噴霧器)
清潔なハンカチやタオルを2枚以上
携帯用トイレ
ビニール袋
を持ち歩くようにしていますし、私自身の感染対策が結果的に
利用者さん・ご家族への感染対策
にも繋がるので、どんな時でも対応できるようにしています。
・・・とはいえ、どうしてもの時、私は顔に出やすいようで、利用者さんやご家族から
トイレなら廊下の突き当たりですよ
と言われることもあり、その時にはトイレをお借りするようにしています(苦笑)
今日も私は患者さん・利用者さんの人生の伴走者として
一期一会
を大切にしながら、日々の仕事を続けています。
皆さんの貴重なご意見・ご感想、大変参考になりますので、お気軽にコメントなどいただけると嬉しいです。
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こんにちは。
私の従兄弟のお嫁さんが訪問介護の仕事をしていて、同じようなことを言っています。
トイレマップを持っているそうです。で、幸い我が家のエリア担当なので、時間が空くときは我が家にやってきます。
訪問看護(介護)あるあるですね。
KEIKO OKADAさま
いつもコメントありがとうございます^_^
訪問の仕事をされている方であれば、あるあるの話だと思います^_^;
トイレマップ、結構重要になってきますよね♪
KEIKOさんのご自宅がエリア内であれば、心強いですね。
またお気軽にコメントをいただけると嬉しいです(*^_^*)