こんにちは。広島の作業療法士の川本健太郎です。
この記事は私の好きな言葉でもある【一期一会】をもとに、作業療法士としての日々の出会いや色々な思いを綴ったショートストーリーです。
思わずクスッと笑える話から、ちょっと心のどこかに届くような話しなど、サクッと読めるように心がけていますので、お気軽に読んでみてください。
(*´▽`)ノノ
在宅医療・介護の主役は誰?
「こうしてあげた方が(私は)良いと思う」
( ー`дー´)アタリマエヨ!
「こうしてあげないとああゆうタイプの人はダメになると(私は)思う」
( ・`ω・´)ソウヨ!
在宅医療・介護に関係する仕事をしていると、こういった会話はよく聞く内容の話です。
一見すると、相手のことを思っての会話のように聞こえますが、その多くは
「自分(医療者・介護者側)が考えたことが良いに決まってる」
(・`ω´・ ●)アッタリマエヨ!
という思考になっている視点に繋がりやすいことも指摘されています。
しかもこの考え方、自分で気づくことがほとんどなく、周りから
「そうは言っても、◯◯さん(利用者さん)のこだわりとかもあるからね」
(´・ω・)ウーン…
「もう少し、相手の思いをじっくりを聞いてから考えて見たらどう?」
(・ω・`)_/イソガズトモ…
と言われると
「それって、専門職として無責任じゃない!?」
( ー`дー´)ンダヨ!
「そんなワガママ言うなら、私は知らんわ!」
( ̄д ̄)rシラネ~
と余計に意固地になってしまう人もいます。
特に、専門職と呼ばれる人にこの傾向は強く、自分の思い通りにならないといつの間にか
利用者さんやご家族のせいにしてしまう
関わってる他職種のせいにしてしまう
ことも珍しくなく、そのことで利用者さんや家族だけでなく、職場内でもトラブルを起こしてしまうことになります。
在宅医療・介護の基本は
利用者さん・ご家族の立場に立つ
ことが大前提です。
そのためには、利用者さんやご家族が大事にされてこられた
生活史
性格
価値観
興味・関心
思想信条(宗教も含む)
病気や障害への自己認識
対応する人との相性
などを大切にし、決して医療者や介護職員側の都合や考え方を押し付けてはいけないと常日頃から私は思っています。
また、訪問看護も含めて在宅に興味を持った方の新規採用の面談の時に、よく言われることが
「病院だとゆっくりと患者さんをみることができなかったので、在宅にくれば利用者さんのことがじっくりとみれて、自分の思い描く看護・リハビリができると思って志望しました」
(*´ー`*人)
という方も少なくありません。
でも実際は、
在宅医療・介護だからこそ、むしろ
制約が多い
自分の思い描くことはできないことが多い
のが現実です。
特に、在宅医療・介護は利用者さんやご家族だけでなく、さまざまな専門職が同時進行で関わることが多いので、その調整のための働きかけや説明を多く求められます。
当然、思ったことがすぐに実行できることの方が少なく(生命に関わることは別ですが)、いざ実行するまでに時間がかかったり、伝達していた内容がなかなか周知徹底されないことも多いです。
だからこそ、粘り強く相手に理解してもらうための取り組みを続けるための
マネージメント力
がとても大切になります。
そしてその時には必ず利用者さんやご家族の立場で物事を考えないといけなくなります。
在宅医療・介護の主役は利用者さんやご家族である
ことをまず第一に考え、そこで自分自身が何ができるのかを考えて言葉と行動と心をフル回転させることこそ、在宅医療・介護に求められる
プロフェッショナルの姿勢
ではないかと思います。
でもね・・・
専門職だって感情を持ち合わせている人間ですから、いつも利用者さんやご家族の思いばかりを聞いていただけではストレスになることもありますよ。
(●´ ^`)カミサマジャナイカラネ~
そんな時に、自分を支えてくれる仲間とのコミュニケーションを普段からしっかりとっておき、何かあった時には
「少し手伝おうか?」
(*´ー`*)テツダウヨ
「一緒に考えようか?」
(*ᴗˬᴗ)⁾⁾ウンウン
とお互いに言える関係でありたいですね。
(人´∀`)アリガトー♪
今日も私は患者さん・利用者さんの人生の伴走者として
一期一会
を大切にしながら、日々の仕事を続けています。
皆さんの貴重なご意見・ご感想、大変参考になりますので、お気軽にコメントなどいただけると嬉しいです。
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