新米小坊主の小話 困難に対してみんなで一緒に取り組む

こんにちは。広島の作業療法士の川本健太郎です。

今日は、高野山真言宗 僧侶の川本祐道(ゆうどう)として、仏教に関するちょっとした小話(こばなし)をします。

サクッと読めるように心がけていますので、お気軽に読んでみてください。 

(*´▽`)ノノ

今日のアイキャッチの画像は、本編にも登場する桜の季節の満濃池(まんのういけ)の写真です。

(*^-^*)

 

困難に対してみんなで一緒に取り組む


 

満濃池(まんのういけ)の工事を任されたお大師さま。

讃岐の国(さぬきのくに:今の香川県)に着くとすぐに、工事現場の視察に出かけます。

 

満濃池の周囲の地形

 

天気の移り変わり

 

田畑の状況

 

など、工事に関することを細かく調べてまわられました。

お大師さまが中国の唐の都で学んできた

 

最先端の土木技術や知識

 

がここで大いに生かされます。

一通りの調査を終えると、満濃池の大きな岩の上で

 

土木地鎮(どぼくじちん)

 

という秘法をとり行います。

護摩壇(ごまだん)を岩の上に築き、一週間もの間、この場所で

 

神さま・仏さまの御加護

 

不幸災難から逃れられるよう

 

願い事が叶う(願望成就)よう

 

梵焼(ぼんしょう:護摩を焚いて祈りを捧げる)

 

を行ったのでした。

 

この御祈祷を済ませると、お大師さまは集まった人々に向かって

 

「神さま・仏さまの御加護と、上下一致して協力すれば、必ず工事は成功する」

 

と力強く語られました。

集まった人々は、お大師さまの力強く温かい言葉に感動し、若者も年寄りも男性女性を問わず、みんなで鍬(くわ)や鋤(すき)といった道具で土を掘り、土をみんなで運び

 

「何とかしてこの困難な状況を乗り越えよう」

 

と一致団結して工事に携わりました。

 

お大師さま自身も自ら先頭に立って工事に携わりました。

 

そしてお大師さまが讃岐の国に来られてわずか3ヶ月で、立派な溜池が完成し

 

讃岐の満濃池(さぬきのまんのういけ)

 

として、今も日本最大の溜池として活用されています。

 

困難に対してみんなで一緒になって取り組む

 

これは当たり前のことなのかもしれませんが、困難な物事を解決させるために、人任せにしていては解決することはありません。

工事のために讃岐の国に赴いたお大師さまも、住民の心に寄り添い、住民を励まし、自ら先頭に立って工事に携わったからこそ、住民誰もがみな、お大師さまと一緒にこの難しい工事に取り組むことができ、そして無事に工事を終えることができたのです。

お大師さまのこの思いと行動力は、新型コロナウイルスの対応で、私たち一人一人が日々向き合わなければならない困難な状況への取り組み方にも通じていると私は思います。

 

 

<お大師さまゆかりの地>

 

医王山 多宝院 甲山寺 

(いおうざん たほうざん こうやまじ)

甲山寺周辺で、お大師さまは幼少時代を過ごされたと言われています。

満濃池の工事に携わるよりも前に、お大師さまはここに毘沙門天像(びしゃもんてんぞう)を彫刻して安置し、供養しました。

満濃池の工事に携わる時には、工事の完成を祈願して、薬師如来像(やくしにょらいぞう)を自ら彫って修めたとされています。薬師如来は、心や体の災の全てを取り除くと言われる仏さまです。

4分くらいの動画で甲山寺の紹介をされています>

満濃池の工事が無事に終わり、お大師さまは朝廷から褒美のお金を渡されますが、その一部をこの甲山寺の建立にあて、祈願の際に彫刻した薬師如来像を御本尊して安置しました。

そして、この土地の山の形が毘沙門天の甲冑(かっちゅう:防具)に似ていることから「甲山寺」と名付けられました。

所在地:〒765-0071 香川県善通寺市弘田町1765-1

お問い合わせ:0877-63-0074

交通アクセス:四国八十八ヶ所霊場會

 

 

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