日光浴をしないと病気になる? ビタミンDの特徴と効果

こんにちは。広島の作業療法士の川本健太郎です。

新型コロナウイルスの影響もあり、自宅で過ごす時間が増えていると思います。

でも、ただ家にいるだけでは体にとって良いとは言えません。

特に、日光に当たらないことによる

 

ビタミンDの不足

 

は様々な健康被害をもたらしてしまいます。

日本人は

 

日焼け=がんなどの病気になる

 

という認識が1990年代から強まり、その結果、日光にあたる機会が減り

 

十分なビタミンDが体内で生成されずに健康にも影響してきている

 

という指摘をされる専門家も多く存在します。

そこで今回から3回に分けて、近年、注目を集めている『ビタミンD』についてのお話をしたいと思います。

第1回目の今日は、ビタミンDの特徴と効果についてお伝えします。

次回以降は『ビタミンD生成に必要な日光浴・食事の目安』『ガラス越しの日光浴でビタミンDは作られるのか』についてお伝えできればと思います。

_〆(*’ω`☆!)

 

万能ビタミン、その名もビタミンD


 

ビタミンDは他のビタミンと違い

 

食材だけでなく日光を浴びることでも体内で作ることができる

 

という特徴があります。

しかも日光を浴びることによって

 

80%〜90%を体内で作ることができる

 

という特徴もあります。

さらに、骨や筋肉を丈夫にする、免疫系の働きをよくする、生活習慣病の予防になるなど、その効果の大きさに科学者も注目していて、ビタミンDのことを

 

万能ビタミン

 

と呼ぶことも増えてきています。

では、ビタミンDの特徴と効果はどのようなものがあるのでしょうか。

 

1.カルシウムの吸収や濃度調整に作用する

ビタミンDの特徴としてよく知られているのが

 

カルシウムの吸収を促して骨を丈夫にする

 

ということです。

ビタミンDが足りないと、骨に十分なカルシウムが吸収されずに

 

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)

 

という、骨がスカスカになって骨折しやす状態となってしまいます。

また、ビタミンDは

 

筋肉のカルシウムの濃度を調整してくれる

 

ことによって、筋肉の収縮(しゅうしゅく:伸びたり縮んだり)に作用するので、筋肉の柔軟性を高めることや筋力upにも大いに役立ってくれます

年齢とともに、骨や筋肉の性質が変わってしまい、骨はもろくなり、筋肉は柔軟性が下がってくるので、ビタミンDはしっかりと摂取したいですね。

 

2.免疫系の細胞の働きをよくする

これは、最近の研究で明らかになってきています。

実際に、感染症にかかっている人の血中内のビタミンDの濃度を測ってみると、感染症にかかっていない人と比べても

 

ビタミンDの血中濃度が下がっている

 

というデータがあります。

そのため、インフルエンザや新型コロナウイルスの危険にさらされる人は、感染症のリスクを下げるためにビタミンDを十分に取り入れることが推奨されているのです(参考文献:オーソモレキュラー医学ニュースサービス日本語版)。

さらに、ビタミンDはウイルスや細菌から身を守るための免疫の応答に関係する細胞でもある

 

マクロファージ

 

樹状細胞(じゅじょうさいぼう)

 

T細胞

 

B細胞

 

といった細胞の働きを強め

 

感染症にかかりにくい体にしてくれる

 

という頼もしい作用があります(参考文献:nature asia 2008年)。

新型コロナウイルスだけではなく、感染症に対しては免疫系の細胞に頑張ってもらわないといけないので、ビタミンDが重要になってきますね。

 

3.生活習慣病の予防につながる

ビタミンDの特徴として

 

炎症を抑える働きがある

 

ことが挙げられます。

このことは、生活習慣病として位置付けられることの多い

 

動脈硬化(どうみゃくこうか)

 

糖尿病(とうにょうびょう)

 

癌(がん)の発症

 

のリスクを下げることにつながります。

一般的な話として

 

動脈硬化は血管の炎症の繰り返しによって発症するもの

 

糖尿病は脂肪細胞(しぼうさいぼう)の炎症の繰り返しによって発症するもの

 

乳がん、前立腺がん、大腸がんなどは慢性的な炎症によって発症するもの

 

として考えられているので、こうした炎症を伴う病気を未然に防ぐものとしてビタミンDが注目されているのです。

 

4.アルツハイマー型認知症の予防にもつながる

アルツハイマー型認知症は、特定のタンパク質(アミロイドβ)が脳に蓄積することで、脳内の情報のやりとりを支える神経細胞間のネットワークを遮ってしまい、これによって記憶障害を引き起こして認知機能の低下を招いてしまいます。

特に、アルツハイマー型認知症では、脳の中の記憶の中心となる

 

海馬(かいば)

 

と呼ばれる場所を中心に機能が低下してしまうので、海馬の機能をしっかりと上げておくとともに、海馬に関わる神経のネットワークもしっかりと作っておく必要があります。

この海馬では、ビタミンDを取り込む場所が多く存在していて、ビタミンDを取り込むことで

 

海馬の機能が上がる

 

という効果が期待でき、アルツハイマー型認知症の予防にもつながるのです。

また、英国エクスター大学の研究では、ビタミンDの不足が認知症の発症リスクを上げるということを報告しています。

 

同研究チームは、認知症がない歩行可能な65歳以上の高齢英国人1658人を対象に、血中ビタミンD濃度を測定し、平均6年にわたって認知症の発症状況などを調べています。

その結果、血中ビタミンD濃度と認知症発症の明らかな関係が認められました。10~20/ml未満の軽度欠乏群は53%、10/ml未満の重度欠乏群に至っては、実に125%もの確率で認知症を発症することがわかったのです。

アルツハイマー病そのものに関しても、軽度のビタミンD欠乏群で69%、重度の欠乏群では122%の発症リスクが認められました。

PRESIDENT Online 2019年 認知症とうつ改善の救世主になる栄養があった

 

重度のビタミンD不足の人はアルツハイマー型認知症を発症しやすいことが言え、ビタミンDを十分に摂取していれば

 

アルツハイマー型認知症の予防にもつながる

 

と言えますね。

 

5.さまざまな病気との関係が注目されている

インフルエンザ、花粉症、うつ病、自閉症などの発達障害などの発症とビタミンDとの関係についての研究が進められています。

特に、うつ病に関して、ビタミンDは気分の安定や睡眠に関わるホルモンである

 

セロトニン

 

の合成に大きく関わっているので、セロトニンが合成されないとうつ病になりやすいと言えます。

また、妊婦さんのビタミンD不足に関しては生まれてくる子供の

 

アトピー性皮膚炎

 

アレルギー

 

小児喘息(しょうにぜんそく)

 

といった病気になりやすいことも最近の研究で明らかになってきています。

ビタミンDと病気との研究は、今まさに進められている段階なので、ビタミンDで多くの病気が予防もしくは軽減されるのであれば、今後の研究に注目していきたいですね。

 

まとめ


 

今回は『日光浴をしないと病気になる? ビタミンDの特徴と効果』についてお伝えしました。

ビタミンDは他のビタミンとは違って

 

食材だけでなく日光を浴びることでも体内で作ることができる

 

という優れた特徴があり、また、健康にも大きく関係していることがお分かりいただけたかと思います。

次回以降はもう少しビタミンDについて掘り下げて、『ビタミンD生成に必要な日光浴・食事の目安』『ガラス越しの日光浴でビタミンDは作られるのか』についてお伝えできればと思います。

ヾ(´□`* )ノ

 

 

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