笑わないと病気になる? 笑いがもたらす健康効果

こんにちは。広島の作業療法士の川本健太郎です。

皆さん、思いっきり笑ったのはいつですか?

もし、最近、思いっきり笑ったという記憶がないのであれば、それはとても心配な状況と言えます。

なぜなら、『笑い』というのは、

 

体と心の健康を保つためにとても大切な感情

 

だからです。

作業療法士である私は、作業療法を行う際に

 

相手と一緒に笑う

o(*⌒―⌒*)o

 

時間をとても大切にしています。

今回は笑いがもたらす健康効果についてお伝えしたいと思います。

 

ストレスや痛みが軽減する


 

『笑い』によってストレスや痛みが軽減するという話はよく聞きます。

ユダヤ教の聖典とされる『タルムード』には

 

「腹が減ったなら歌え。傷ついたなら笑え。」

 

という言葉があります。

遥か昔から続く教えの中にも、すでに笑いによる鎮痛効果(痛みを和らげる効果)を知っていたことがわかりますね。

また、1970年代には、ノーマン・カザンズさんという方が、強直性脊髄炎(きょうちょくせいせきずいえん)という激しい痛みを伴う病気になった時、笑いを取り入れた治療を開始した結果、数ヶ月後には元の仕事に復帰できるまで回復したと、自分自身の経験について報告しています。

ノーマン・カザンズさんの著書

『笑いと治癒力』

 

(ノーマン・カザンズ(著) 松田 銑(翻訳),岩波書店,2001年)

 

最近の研究では、笑うことで

 

痛みを和らげるエンドルフィンが分泌される

 

ということや、ストレスホルモンの一種である

 

コルチゾールの値が低下する

 

ということも報告されています。

ストレスや痛みを軽減するための笑いでは

 

お腹の底から笑う(腹を抱えて笑う)

(=⌒▽⌒=)

 

落語を聴く

( *・ノ3`)ぐふ

 

面白いテレビ・映画を観る

(‘ー ‘ *) フフ

 

など、思わず声をあげて笑うような行為が望ましいとされています。

 

抑うつ気分がやわらぐ


 

「楽しい時間はあっという間に過ぎる」

☆L(´▽`L )♪

 

という経験をしたことはありますよね。

何かに熱中していたり、楽しいおしゃべりをしたり、面白いテレビや映画を観たりすると、あっという間に時間が過ぎていきますね。

笑いを通して楽しい時間を過ごすことで

 

苦しみの時間を追い出すことができる

 

と言えます。

また、笑う時間が増えることで、心に余裕が生まれてきて

 

心が穏やかになる

 

ことも言えます。

苦しみの時間を追い出して、心穏やかになれば、抑うつ気分からも開放されて、自分の気持ちがスーッと楽になります

それとは逆に

 

「悲しい感情は長く感じる」

(´A`。)

 

という経験もしたことはありますよね。

実は、楽しい時間も悲しい時間も過ごしている時間そのものは

 

あまり変わらない

 

のが実際のところです。

ドイツのことわざで

 

「笑って暮らすも一生、泣いて暮らすも一生。」

 

という言葉があります。

これは、笑うことも悲しむことも同じ時間を過ごしていることに変わりはないのだから、同じ一生なら笑って過ごした方がよっぽど良いということを伝えているのです。

捉え方次第で過ごしている時間の意味が違うだけなら、笑って過ごす方がよっぽど良いですよね。

 

血圧を下げる


 

思いっきり笑うと、血圧が上がるのではないかと思われる方も多いのではないでしょうか。

実際に、思いっきり笑うと、その場での血圧は上昇します。

でも、すぐに自律神経の働きで血圧はスーッと下がってきます。

 

楽しい・心地よい感情は自律神経のバランスをよくする

 

ということは、健康に関わる仕事をしている人なら誰でも知っていることです。

しかも、楽しい・心地よい感情を繰り返すことで、何もしていない時でも

 

呼吸が安定する

 

胃腸の働きがよくなる

 

寝つきが良くなる

 

など、自律神経に関係したさまざまな働きが良い方向に変わってきます。

それとは逆に『怒り』の感情は

 

血圧が上がったままになる

 

という特徴があるため、『怒り』が長く続いてしまうと自律神経のバランスが大きく崩れてしまい、大変危険な状態になってしまいます

『怒り』の感情が出てきた時こそ、深呼吸をして一度感情をリセットして、数分でも良いので『笑い』が持てる時間をとることがとても重要になってきます。

 

認知機能の低下を予防する


 

認知機能に関する最新の研究では、笑わない人はほぼ毎日笑う人に比べて

 

認知機能低下のリスクが2.0〜2.6倍ほど高くなる

 

という結果が出ています。

笑いがなく、表情が乏しくなってくると

 

悲観的な感情でいる時間が長くなる

精神的に不安定になる

判断力・記憶力が低下する(課題に集中できない)

認知機能が低下する

 

という、負のスパイラルに入り込んでしまい、生活や仕事への意欲はどんどん低下していきます

 

一方、笑いによって表情が豊かになると

 

楽しいと感じる時間が増える

精神的に安定する

新しいことへの興味・関心が増える

認知機能が向上する

 

という、正のスパイラルとなり、認知機能が高まるだけではなく仕事や生活への意欲が高まります

認知機能の低下はお年寄りのことだけをいうわけではないので、笑いの時間がいかに大切かがわかりますね。

 

心筋梗塞・脳梗塞のリスクを低下させる


 

笑いと循環器疾患(心臓病や脳血管障害などの病気)に関する研究では次のような報告があります。

メリーランド大学のメディカルセンターの受診者 300 人を対象として,冠動脈疾患とユーモアとの関連をみた研究では,冠動脈疾患を持っている人では,そうでない人に比べて,日常生活におけるさまざまな出来事を面白いと思う頻度が,より少なかったことが報告された。また,40 歳 から 69 歳の地域住民 88,175 人を対象とし,人生を楽しんでいるかどうかについての質問紙調 査を行い,その後 12 年間における虚血性心疾患,脳卒中発症との関連をみた結果では,人生を楽しんでない人は楽しんでいる人に比べて, 虚血性心疾患で亡くなるリスクが 1.91 倍,脳卒中で亡くなるリスクが 1.75 倍高くなることが明らかになった。さらに,笑う頻度が少ない人ほど,心筋梗塞や脳卒中の有病割合が多いことや笑うことが血管内被機能を改善させることも報告されている

したがって, 笑いは糖尿病や血管内被機能等を改善させることにより,循環器疾患の発症に予防的に働く可能性が考えられた

大平 哲也 (著) 『ライフコースと健康〜笑いとストレス・生活習慣病との関連〜』

つまり

 

笑いが病気になるかならないかの要因に大きく関係している

 

ということです。

健康で長生きをする秘訣は

 

「よく笑うこと」

ヾ(@°▽°@)ノあはは

 

と答える人が多く、よく笑っている人ほど

 

人生を楽しく過ごしている

 

と言えるのではないでしょうか。

 

まとめ


 

今回は、笑いがもたらす健康効果について

 

ストレスや痛みが軽減する

 

抑うつ気分がやわらぐ

 

血圧を下げる

 

認知機能の低下を予防する

 

心筋梗塞・脳梗塞のリスクを低下させる

 

といった内容をお伝えしました。

 

「笑いは人の薬」

ヾ(o´∀`o)ノ

 

ということわざにもあるように、笑いは健康を保つためのとても良い薬になります。

新型コロナウイルスへの対応で、なかなか体も心も休まることができない時期だからこそ、笑いの持つ力をしっかりと活用していただきたいと心から願っています。

 

 

皆さんの貴重なご意見・ご感想、大変参考になりますので、お気軽にコメントなどいただけると嬉しいです。

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