こんにちは。広島の作業療法士の川本健太郎です。
『楽しい会話のできる人になる』シリーズですが、
第1回目は『楽しい会話のできる人の特徴』
第2回目は『タイプ別会話方法』
第3回目は『話しやすい「振り」とユーモアやジョークをはさむ』
第4回目は『経験(体験)と行動とをつなげる』
第5回目は『マウンティングをしない』
第6回目は『他人の言葉の多用や負の感情を避ける』
という話をしました。
第1回目から第4回目までは、どちらかというとポジティブな内容の話でしたが、第5回目から第7回目までは
イラつく会話をする人の特徴
という、少しネガティブな話しをお伝えしてきました。
今回はいよいよこのシリーズの最終回である
自己主張は控えること
についてお話をします。
ネガティブな話しばかりだと
「なんだか責めれらているようで辛いわ〜」
(*´Д`)=3ハァ・・・
と思われるかもしれないので、ネガティブな話しが苦手という方は、第1回目から第4回目までを参考にしていただいても大丈夫です。
ただ、自分がイラつく会話をしていないかを知ってイラつく会話を避けることをすれば、楽しい会話のできる人に少しでも近づけると思いますよ。
٩( ´◡` )( ´◡` )۶
目次
共感よりも自己主張をする人の特徴
以前のブログでは、イラつく会話をする人に最も見られる行動として
マウンティングをする
ことを取り上げました。
マウンティングは
言葉や行動で上から相手を押さえ込もうとする
と言える一方、
自分に自信がないから無理やりにでも相手をねじ込もうとする
とも言えることもお伝えしました。
自分に自信があれば、堂々とゆったりと相手の話を聴ける(聞ける)はずですよね。
共感よりも自己主張をする人の特徴は、マウンティングの他に
自分が会話の中心にいないと不安・不満になる
自分の話は必ず受け入れられるという思い込みがある
相手の話を真剣に聞こうとしない
ということが言えます。
具体的にどんな特徴があるか、次の4つの内容で説明いたします。
1.まず自慢話をする
「おれ、若い頃女の子にモテてさぁ。毎日遊ぶのに困らなかったんだよねぇ」
(●´ิ∀´ิ●)ドヤァ
「うちの子は難関の〇〇小学校に入学しましてね。お見送りが毎日大変なのよぉ」
Ψ(`∀´)Ψ
「この前、上司にガツンって言ってやったんだよ。前から気に入らなかったんだけどさ。しょせん〇〇大学出で勉強なんかしないで出世したような奴だから、俺とは頭の中が違うんだよね」
ド ୧(๑ ⁼̴̀ᐜ⁼̴́๑)૭ ヤ
・・・・こんな会話が出るの?って思われているかもしれませんが、これらの話は私が実際に経験した話をもとにしています。
はっきり言って
聞いている方が腹が立つ
ヾ(*`Д´*)ノムキー
と思います(実際に腹が立ちましたし)。
自慢話をする傾向にある人は
過去の栄光が忘れられない=現実に目が向けられない
子供の頑張りを親(自分)の手柄と勘違いしている
学歴・地位・職歴などで人を判断したがる
人によく見られます。
こういった人に出会ったら、
昔のことは昔のこと、いまのことを大切にする(目の前の会話相手を大切にする)
と割り切って会話すると、少しは腹立たしさが軽減すると思います。
2.感謝の気持ちよりも先に自分の言いたいことが口に出る
「これやっててくれたんだ。でも、まだこっちの方もしてもらわないとね」
(´・ω・`)ノ
「気を遣うのもいいけど、他のことで頑張って欲しいんだけど」
┐(´д`)┌
「手伝ってくれるのはいいけど、私とはやり方が違うんだよね」
~ヽ( ̄Д ̄*)チェ
共通して言えることは
〇〇なんだけど
でも〇〇
といった
否定文や打ち消しの文が最初に来る
ことです。
以前のブログでも何度も紹介していますが
『YES・BUT』型ではなく『YES・AND(もしくはSO)』型
を使うことで、会話の内容がガラリと変わってきます。
例えば、
「これやっててくれたんだ。でも、まだこっちの方もしてもらわないとね」
( ̄д ̄) エー
ではなく
「これやっててくれたんだ。じゃあ、こっちの方もしてもらわないとね」
∩(*・∀・*)∩ファイト♪
といった少しの工夫で、相手に与える印象もガラリと変わってきます。
『YES・BUT』型と『YES・AND(もしくはSO)』型については、過去のブログ記事に詳しく書いてありますので、ぜひ参考にしてみてください。
あわせて読みたい <相手のやる気を引き出す4つのコツ その3:具体的に褒める> 褒め方一つで相手のやる気はガラリと変わってきます。ここでは事例とともに、普段の会話でも意識したい『YES・BUT』型と『YES・AND(もしくはSO)』型の違いと活用方法について話しています。 |
また、最初にしっかりと相手に感謝の気持ちを伝えてから話を進めるだけでも、会話内容がガラリと変わってきます。
「気を遣うのもいいけど、他のことで頑張って欲しいんだけど」
┐(´д`)┌
「気を遣ってくれてありがとう。他のことでも頑張ってね」
(*ノ・∀・)ノガンバッ。
といった感じで
感謝の気持ちをまず伝える
それから自分の意見を伝える
ことをするだけで、相手に与える印象は大きく変わってきます。
楽しい会話のできる人は、感謝の気持ちの表現や褒めることが上手な人が多いことも知っておいてください。
3.謙遜しすぎる
「私はあなたほどこういった仕事(勉強)は得意じゃないんですよ〜。」
(´-ω-`;)ゞポリポリ
「(大した失敗じゃなくても)今回もまた失敗しちゃって・・・他の人よりも私は全然才能がないんですよ」
ナィ(・д・ = ・д・)ナィ
という言い方は、一見するととても謙虚に見えます。
でも、毎回毎回同じような反応をしていると
自分を卑下して(見下して)ばかりで相手を不快にさせる
ことになってしまいます。
お世辞や褒められたことに照れる気持ちもあるかもしれませんが
素直に喜ぶ
ことも時には大切です。
また、失敗談を共感を伴う笑い話に変えるユーモアさも必要になってきます。
ダウンタウンの松本人志さんが司会をしている
『人志松本のすべらない話』
では、芸人さんやゲストの人の失敗談も交えながらも面白い話に展開させているので、楽しい会話をする上ではとても参考になりますよ。
4.毒舌が自分の“売り”だと勝手に思い込む
「ごめんね〜。私は昔っから口が悪いって言われてるからね〜」
ヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ
「ついつい本音が出ちゃってね〜。きつい言い方は私の売りなのよね〜」
φ(* ̄ω ̄)ノ[ワリィネー]
ある程度人間関係ができている間柄ならまだしも、あまり知らない人から言われると
不快になる
ことの方が多いと思います。
また、ブラックジョークや毒舌などを最初に言われると
その後の話が全て嘘に聞こえてしまう
ことがあるので注意が必要です。
同様に
「へぇ〜20歳代?どう見ても30歳代に見えるよ」
。゚∀゚)ノ
「なんだかお子様体型だね」
(*゚∀。)ノシ
「胸が下がってきてるねぇ」
(*~ ρ ~ )
といった
デリカシーのない話
下ネタ話
をする人も要注意です。
聞かれた相手からしてみたら
「聞いたところでなんなの?」
(。·ˇ_ˇ·。)ムゥ…
と不快に思ってしまうことが多いのです。
また、
「へぇ〜20歳代?どう見ても30歳代に見えるよ」
については、20歳代よりも30歳代が大人の雰囲気があると言いたいのかもしれませんが
年齢・性別・体型に関しての捉え方は人それぞれ違う
ということを忘れないようにしてください。
年齢・性別・体型に関してはプライバシーに関わる話なので
プライバシーにずけずけ入るのは大きなお世話
と思われていることに注意してください。
何度も言いますが、大切なのは、
お互いに会話を楽しむこと
ですよ。
( ๑*╹౪╹)(╹౪╹*๑)ネー
まとめ
今回は『楽しい会話ができる人になる』の第7回目として、楽しい会話をするポイントとして
自己主張は控えること
ということについてお話をしました。
今回で『楽しい会話のできる人になる』シリーズは最終回になります。
第1回目から第7回目までを通じて、楽しい会話のできる人になることに少しでも近づいていると感じていただけると、とても嬉しいです。
(´∀`艸)♡
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最後までブログを読んでくださり、ありがとうございます!
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読ませていただきました。振り返ってみますと自分にも当てはまるところもありハッ❗としたところです。今後に活かしていくよう気をつけていきますね。いつも有り難うございます。
やまおさん
いつもコメントをありがとうございます^^
自分もこのシリーズを書いていて、改めて気をつけないといけないところに気づかされることが多いです(^_^;
でも、こうして文章にしていくことで、自分自身の理解にも繋がりますし、他の人に言われた言葉の捉え方も随分と変わってきたことを実感しています。
またお気軽にコメントをいただけますと大変ありがたいです(*^^*)