こんにちは。広島の作業療法士の川本健太郎です。
今日は、高野山真言宗 僧侶の川本祐道(ゆうどう)として、仏教に関するちょっとした小話(こばなし)をします。
サクッと読めるように心がけていますので、お気軽に読んでみてください
(*´▽`)ノノ
『三教指帰(さんごうしいき)』に込められた考え方
世界最古の小説と言えば・・・・
源氏物語(げんじものがたり)
と答える人が多いと思います。
私もそう思っていました。
(´ε`;)
でも実は、弘法大師(お大師さま)が書かれた
『三教指帰(さんごうしいき)』
が最も古い心理小説であると言われています。
Σ(゚д゚;)
また、『三教指帰』は哲学の書物でもあります。
三教とは
儒教(じゅきょう)
道教(どうきょう)
仏教(ぶっきょう)
のことを指していて、『三教指帰』では
仏教こそ人の苦しみを癒すことができる
と書かれています。
だからといって、儒教や道教が不要といっているわけではありません。
お大師さまは、密教を学ぶ時に、儒教も道教もしっかり学ぶよう言われています。
さらに、儒教や道教や仏教を知識として知っておくだけでなく、その考え方をもとにしながら
『実践』つまり『行動する』
ことの大切さも言われています。
仕事をすること、ボランティアをすること、家族のために家事をすること、人のために何か行動すること、それら全てが実践につながることです。
一つの考え方に片寄って、頭でっかちになっている時に、お大師さまの教えに
( °o°)ハッ!
と気づかされることがあります。
自分の道を進みながらも、いろいろな考え方を吸収して、それを実践につなげていきたいですね。
<お大師さまゆかりの地>
高野山 霊宝館(れいほうかん)
<写真引用:Wikipedia>
所在地:〒648-0211 和歌山県伊都郡高野町高野山306
電話: 0736-56-2029(代)
交通アクセス:高野山霊宝館ホームページ
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おはようございます。先程、読ませていただきました。朝イチから活力をもらいまして有り難うございます。
やまおさん
おはようございます♪いつもコメントをいただき、ありがとうございます
お大師さまは、数々の偉業を成し遂げられていますが、それ以上に、私たちが生きる上での大切な心がけを分かりやすく、柔らかい言葉で語りかけてくださいます。
密教の修行は厳しいものが多いのですが、厳しさから生まれた実践を伴う言葉は、いつの時代も私たちの心を揺り動かすのだろうと思います。
またお気軽にコメントをいただけますとありがたいです(*^^*)