こんにちは。広島の作業療法士の川本健太郎です。
私はゴルフが好きです。
ゴルフは、私のように義足を使う人でも気軽に行うことができ、また、歳を重ねても自分のペースで長く続けることができるスポーツです。
過去のブログでは、ゴルフに関する
基本の『構え』
肝となる『軸』
基本の『構え』や『軸』の応用のために、実際に『ゴルフコースにデビュー』してみること
についてお伝えしました。
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ゴルフは、ドライバーやアイアンなどによって飛距離が変わりますし、『番手(ばんて)』と呼ばれるそれぞれの種類によって、飛距離の調整などが変わってきます。
特に、飛距離に関して最も大切なのは
飛距離に自信が持てるクラブを持つ
ことが上達への近道になります。
これは、ゴルフだけではなく仕事や家庭での役割やクラブ活動などでも同じことが言えます。
つまり、
自信が持てる何かがある
というだけで、仕事や家庭での役割やクラブ活動などでのやる気や楽しみ方も随分と違ってくるからです。
自信を持ってできることがあれば、気持ちも楽ですし、何よりも楽しめますよね。
今回はゴルフでの『飛距離に自信が持てるクラブを持つ』ことの大切さをお伝えするとともに、仕事や家庭での役割やクラブ活動などにおいても『自信が持てる何かがある』ことが大切だということをお伝えしたいと思います。
目次
ゴルフで必要な計算
下の図は、『クラシック島根カントリークラブ』の二番ホールの図です。
<参照:クラシック島根カントリークラブ>
通常、私たちは「レギュラー」と呼ばれる場所からティーショット(最初の一打)を打ちます。
このコースは、コースが途中で右側に向いています。
その右側に向く場所(黄色い旗のあるところ)から、カップまでのおおよその距離が139Y(ヤード)と表示されています。
「レギュラー」からティーショットを打って、ドライバー(1番ウッド:1W)で230Y以上飛ばせる人は、黄色い旗以上のボールが飛ぶ可能性があります(レギュラーから黄色い旗までは205Y)。
230Y以上飛んで、カップまでの距離が短くなれば、それだけ次のショットでは楽になるかもしれませんね。
一般的に、ドライバーなど遠くまで飛ぶクラブは扱いが難しく、アイアンを使う適度な近さ(50Yから120Yくらいまで)になれば、クラブの扱いがしやすくなります。
でも、自分が得意とする距離が残らなかった場合はなかなかうまくいかないのがゴルフの面白さでもあり、難しさでもあります。
「ティーショットでは250Y以上飛んだのに、第2打でグリーンのだいぶ手前にボールが落ちちゃったよ」
「ティーショットはうまくいったのに、2打目以降が右に行ったり左に行ったりでボロボロだった」
という話はゴルフでは良くある話です。
ちなみに、私のクラブ別の平均飛距離は
1W(ドライバー):230Y
5W(クリーク):200Y
7W:180Y
5I:160Y
6I:150Y
7I:140Y
8I:130Y
9I:120Y
PW(ピッチングウェッジ):110Y
AW(アプローチウェッジ):100Y
SW(サンドウェッジ):80Y
<Wはウッド、Iはアイアン>
となっています。
この中で、私がどんな状況でも自信を持って打てるのは、
7IとAW
の2本です。
ボールの場所や足場によって、多少の誤差はありますが、7IとAWそれぞれの飛距離である
7I:140Y
AW(アプローチウェッジ):100Y
の飛距離はほぼ変わりません。
そうなると、先ほどのコースの攻略で考えると、自信のない1W(ドライバー)で230Y飛ぶのか飛ばないのか、もっと飛んでしまうのかもしれないかなどど考えてしまうのであれば、
カップからの残り距離が自信のある距離になるように調整をする
方が、第2打目以降、自信を持って打てるようになります。
私の場合、このコースをどう攻略するかを考える時に、
「黄色い旗からカップまでが139Yなので、黄色い旗から自信のある7Iを使いたい」
「黄色い旗からレギュラーティーまでの距離が205Yだがら、1W(ドライバー)ではなく、5W(クリーク)で打とう」
という計算をします。
また、W(ウッド)の調子が悪いのであれば、このコースは4打以内にカップに入れれば良いと考えて、
テーショット:7Iで140Y
第2打目:AWで100Y
第3打目:AWで100Y
とすれば、3打目で340Y(ティーグラウンドからカップまでの距離は344Y)となり、3打目の時点でほぼグリーンにボールは乗る計算になります。
実際はそんなにうまくいくわけではないのですが、どんな状況でも自信を持てるクラブを使うので、大きなミスをすることは少なくなります。
こうした計算ができるのも
飛距離に自信が持てるクラブを持つ
ことができているからです。
また、自信が持てるクラブがあることで、
選択の幅が広がる
だけではなく
コース攻略の楽しみ方が増える
ことが言えます。
仕事や家庭での役割やクラブ活動などでも自信が持てる技術を身につけておく
ゴルフで、飛距離に自信が持てるクラブを持つことによって、コースの攻略方法が見えてくることをお伝えしましたが、これは仕事や家庭での役割やクラブ活動などでも同じことが言えます。
つまり、
自信が持てる何かがある
だけで、仕事や家庭での役割やクラブ活動などでの過ごし方や楽しみ方が大きく異なってきます。
何事にも自信がないと、何をやっても満足感が得られず、思うようにいかないことばかりを気にすることにもなります。
「でも、そんなに自信の持てることって無いですよ」
と言われる方も多いのですが、ちょっとしたことでも構わないのです。
例えば、
「私は、元気に挨拶ができます」
「こちらから相手に話をすることは苦手だけど、話を聞くことは好きなんです」
「掃除機がけは好きなので続けることは苦じゃ無いです」
「野球で打つことは苦手だけど、走ることは得意です」
など、ちょっとしたことや、少なくとも『嫌い・苦手じゃない』ことがあるだけで、その人の
強み
になり、それが
自信
に繋がります。
もし、自分自身でそのことが分からないようであれば、親子・夫婦・兄弟・友人・知人・職場の同僚など二人組になって、お互いの良いところを1つでも良いので紙に書き出してみると良いでしょう。
そこから見えてくる
自信が持てるもの
を中心に、仕事や家庭での役割やクラブ活動などを考えてみると、自分でも思っている以上に
選択の幅が広がる
だけではなく
今まで気づかなかった仕事や家庭での役割やクラブ活動などでの自分なりの楽しみ方が見えてくる
ようになります。
まとめ
今回はゴルフでの『飛距離に自信が持てるクラブを持つ』ことの大切さをお伝えするとともに、仕事や家庭での役割やクラブ活動などにおいても『自信が持てる何かがある』ことが大切だということをお話いたしました。
ゴルフでも仕事や家庭での役割やクラブ活動などにおいても、自信の持てるものを持つことが、結果的には選択の幅を増やし、自分なりの楽しみ方が増えることに繋がります。
ゴルフはよく
メンタルスポーツ
と言われていますが、今回の話のように、自信を持って使えるアイテム(ゴルフにおいてはゴルフクラブ)があるかどうかで、その結果は大きく異なってきますし、それは普段の私たちの仕事や家庭での役割やクラブ活動などにおいても同じことが言えるのではないでしょうか。
皆さんの貴重なご意見・ご感想、大変参考になりますので、お気軽にコメントなどいただけると嬉しいです。
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最後までブログを読んでくださり、ありがとうございます!
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お疲れ様です
今回のお話はゴルフに例えてで、とってもわかり易かったです!
私も去年からゴルフを始め、もう少しで1年が経とうとしてますが、今ではめっちゃハマってます✨
上手くいかずに悩みの日々ですが·····でも楽しくて仕方ないです♡
自信を持てるクラブを!はまだないですが、納得出来るお話で·····仕事でもそうだな〜っと置き換えて想像してみました!上に立つ立場になり、スタッフの指導が難しいですが、ヒントを頂いた気がしました✨
仕事もゴルフもまだまだ未熟者で学びの途中ですが、周りの皆様からご指導してもらい、学んでいきたいです!
ありがとうございました
坂井さん
早速のコメント、ありがとうございます。
また、貴重なご感想もいただき、感謝いたします♪
ゴルフを楽しんでおられるとのこと、まずは『楽しむ』ことが一番大切なことだと思います
ご自身の自身の持てるクラブが見つかれば、もっと楽しくなると思います。
ブログの内容は、趣味の話だけではなく、身近なことでの少しの気づきが人生を変えるきっかけになればと思って書いています。
私もまだまだ多くの方々から教えていただくことばかりなので、これからもよろしくお願いいたします
また引き続きお気軽にお越しいただき、ご意見・ご感想をいただけるととても嬉しいです(*^_^*)