初詣を年内に行う幸先詣で今年1年の感謝の気持ちを伝えてきました

こんにちは。広島の作業療法士の川本健太郎です。

そして高野山真言宗 僧侶の川本祐道(ゆうどう)です。

いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。

早いもので、今年もあとわずかとなりました。

今年は新型コロナウイルス感染症によって、生活にも大きな影響がありました。

私は医療従事者ということもあり、普段の生活においても気をつけなければならないことが非常に多く、一言で言うと

 

忍耐

 

というものをとても必要とした年でもありましたし、まだまだこれからもこの状況が続くことを覚悟しています。

でも、家族みんなで無事に1年を過ごすことができたこと、また、今年1年だけでも多くの方々とかけがえのないご縁をいただけたことは本当にありがたいと思いました。

(。>ㅅ<。)♡*。

 

お正月を迎えるにあたり、毎年私が行っていることとして

 

①我が家の氏神様をお祀りしている神社にお参りをする

②お墓参りをする

③自分が決めている神社にお参りをする

 

がありますが、今年は新型コロナウイルス感染症の予防の観点から

 

幸先詣(さいさきもうで)

 

をしてきました。

これは、新型コロナウイルス感染症対策として、正月三が日での参拝を分散させる取り組みとして行われていることで

 

新年の初詣を前年の暮れに前倒して済ませること

 

を言います。

初詣に関しては、さまざまなご意見もあると思いますが、私は神様仏様への感謝の気持ちを伝えることに

 

時期は問わない

 

と思っています。

また、今年は全国の神社を管轄する

 

神社本庁(じんじゃほんちょう)

 

においては、例年多くの人が訪れる神社ではなく

 

氏神様を祀っている近所の神社への参拝

 

を呼びかけています。

<参考:神社本庁ホームページ

 

氏神様への感謝の気持ちを込めて


 

2020年もしっかりと我が家を近くで見守ってくださっていた『氏神様』へのお礼と、新年もよろしくお願いしますという願いを込めてお参りをいたしました。

『氏神様』へお参りをさせていただく時に、いつもの作法であれば

 

①門の前で一礼をして境内に入り

②手水舎(てみずや)で手と口を浄め(きよめ)

③神前まで心穏やかに進み

④神前で『二拝(礼)二拍手一拝(礼)』をし

⑤静かに神前から下がる

 

が一連の流れですが、今回は②の手水舎で手と口を浄めることは行わずにお参りをしました。

また、本坪鈴(ほんつぼすず)と呼ばれる本殿の鈴を鳴らす行為も行いませんでした。

幸先詣でもあったからか、参拝される方はほとんどおられず、人混みなどを気にせずにゆっくりと心穏やかにお参りすることができました。

本殿にはすでに新しいしめ縄もされており、周りもとても綺麗に整備されていました。

神前でお参りをする時に私が心がけてることは

 

①今年1年しっかりと我が家を近くで見守ってくださっていた『氏神様』への感謝の気持ちを口に出して伝える

新年を迎えるにあたっての抱負も口に出して『氏神様』に伝える

 

ことを必ず行います。

願い事をすることよりも

 

神様と約束をする

 

ことにしています。

言い換えると

 

自分自身に対しての『誓い』を立てる

 

とも言えます。

古いお札やお守りは本殿の中におられる宮司さんにお渡しし、新しいお札やお守りは密にならないよう、一家族単位で本殿の中でお求めさせていただきました。

ちなみに、みなさんの住んでいるところの『氏神様』をお祀りしているのはどの神社にあたるのかご存知ですか?

もし、自分の土地の『氏神様』が知りたいと思ったら、『神社庁(じんじゃちょう)』に電話をして

 

「氏神様を知りたいのですが、教えていただけますか?」

(*´ー`*人)

 

と聞いて自分の住んでいる住所を伝えれば(名前は伝えても伝えなくても良いです。個人情報が気になる方は、「○丁目の△番地の近く」でも大丈夫です)、氏神神社を教えてくれます。

全国の神社庁の一覧をリンクしておきますので、参考にしてください。

<参考:全国の神社庁一覧

 

お墓参りをする


 

氏神様へのご挨拶と同じくして、お墓参りをします。

お墓の周りを掃除して、お花をお供えさせていただきます。

そして墓前では、氏神様へのご挨拶と同じく

 

今年1年しっかりと我が家を近くで見守ってくださっていた『ご先祖様』への感謝の気持ちを口に出して伝える

新年を迎えるにあたっての抱負も口に出して『ご先祖様』に伝える

 

ことを必ず行います。

そして、お墓に納められている故人のことを思い出しながら、私たちが今こうしていられるのも

 

長い年月をかけてご先祖様がつないでくれた『命のリレー』があったからだ

 

ということを忘れないようにしています。

 

自分が決めている神社にお参りをする


 

例年ですと、氏神様へのお参りと、お墓参りをしてから、私は毎年自分が決めている神社にお参りをしています。

私は広島に住んでいるので

 

『広島東照宮(ひろしまとうしょうぐう)』

『金光稲荷神社(きんこういなりじんじゃ)』

 

にお参りをしていますが、新型コロナウイルス感染症対策のため、今回は参拝を見送りました。

今回のブログに掲載している『広島東照宮』と『金光稲荷神社』についての写真は2020年1月のものです。

ちなみに『金光稲荷神社』は『広島東照宮』の境内社(けいだいしゃ)という位置付けでもあり、『広島東照宮』を通って行くことができます。

広島のパワースポットとして知られる

 

『二葉山(ふたばやま)』

 

は、山の頂上に『仏舎利塔(ぶっしゃりとう)』、山の中腹には『金光稲荷神社』、麓には『広島東照宮』や『鶴羽根神社(つるはねじんじゃ)』といった社殿があります。

パワースポットでもある『二葉山』に位置する『広島東照宮』は広島県内でも有数の参拝者で賑わうことが知られています。

『金光稲荷神社』全てのお参りをするためには、山の中腹にある『本社』から一番奥の『奥宮』までかなりの距離の山道を登らないといけません。

その道のりは

 

階段約500段!!

 

しかも途中からは足場が悪くて手すりもありません。

なので実際に登っておられる方は、ハイキングの格好で登られる方が多いです。

元日から『とんど祭り』を過ぎるまでは、多くの参拝者が来られるため、車での来社はとても混み合います。

また、一般の駐車場から『広島東照宮』の本殿までは長い階段があるため、足の不自由な方や車いすの方は、『広島東照宮』に隣接する駐車場に車を停めてお参りに来られることをお勧めいたします。

『広島東照宮』の本殿に向かって右側の道路(山頂に登る道)を車で上がると、車を停める場所があります。

新型コロナウイルス感染拡大を受け、広島東照宮では郵送での祈願も受け付けています。

詳しくは下のリンクを参考にしてください。

<リンク:広島東照宮『郵送での御祈願について』

住所:〒732-0057 広島県広島市東区二葉の里2-1-18

電話:Tel.082-261-2954 Fax.082-261-4686

交通アクセス:広島東照宮ホームページ

 

おみくじの結果は『吉』でした


 

氏神様の神社でおみくじを引いたところ

 

『吉』

 

が出るとともに

 

『愛』

 

というお言葉をいただきました。

おみくじの番号が『一番』だったのも不思議と嬉しかったです。

 

ところで、おみくじの運勢について

 

大吉が一番よくて(もしくは大凶)が一番悪い」

(*-ω人)ダイキチオネガイ!

 

と思われている方も多いかと思います。

一般的におみくじは、運勢がいい順番に並べると

 

大吉→中吉→小吉→吉→末吉→凶→大凶

 

の順番あるいは

 

大吉→吉→中吉→小吉→末吉→凶→大凶

 

と言われていますが、実際のところは各神社で吉凶の位置関係は異なっています。

京都の伏見稲荷大社では『大大吉』なるものが存在する

 

17種類のおみくじの結果がある

 

ことでも知られています。

また、東京の浅草寺や京都の清水寺では

 

おみくじでが出るのは普通

 

とさえ言われるほど、凶がよく出ることで有名です。

運勢で一喜一憂しやすいのが人情ですが、大切なことは

 

おみくじに書かれてある内容をしっかり読んで今後の行動の参考にする

 

ことです。

神社本庁でもおみくじについて次のように述べられています。

そもそも占いとは、物事の始めにあたって、まず御神慮を仰ぎ、これに基づいて懸命に事を遂行しようとする、ある種の信仰の表れともいえます。例えば、小正月などにその年の作柄や天候を占う粥占神事かゆうらしんじや、神社の祭事に奉仕する頭屋とうやなどの神役を選ぶ際に御神慮に適う者が選ばれるよう「くじ」を引いて決めることなど、古くから続けられてきました。「おみくじ」もこうした占いの一つといえます。

「おみくじ」は単に吉凶判断を目的として引くのではなく、その内容を今後の生活指針としていくことが何より大切なことといえます。また神社境内の木の枝に結んで帰る習わしもありますが、持ち帰っても問題はなく、引いた「おみくじ」を充分に読み返し、自分自身の行動に照らし合わせてみたいものです。

<出典:神社本庁 おみくじについて

 

私が引いたおみくじで言えば、新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中、私たち一人一人の思いやりと、身近な人や物事に感謝をする『愛』がこれからも大切になると改めて実感した次第です。

(ㅅ´ ˘ `)♡

 

2021年は

 

転換期を意味する『辛丑(かのと・うし)』年

 

でもあります。

新型コロナウイルス感染症が収まる転換期なのか、それともまだまだ困難な局面が続くのかは分かりませんが、まずは2020年の感謝の気持ちを神様仏様にお伝えして、新しい年をお迎えしてみてはいかがでしょうか。

 

 

皆さんの貴重なご意見・ご感想、大変参考になりますので、お気軽にコメントなどいただけると嬉しいです。

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