とんど祭りに参加しました

こんにちは。作業療法士の川本健太郎です。

1月も小正月(1月15日)を迎えると、各地で『とんど焼き』・『とんど祭り』が行われます。

私の住んでいる地域でも、『とんど祭り』が開催され、お正月に飾った門松や松飾り、古いお札・お守り・破魔矢、書き初めなどを地域にゆかりのある人たちが持ち寄り、竹などで組んだ矢倉(やぐら)に積み上げて燃やします。

燃やして出る煙や灰にあたることで一年健康で過ごせるようになり、残り火で焼いたお餅や団子を食べると虫歯にならない、といった無病息災(むびょうそくさい)を祈願するという意味があります。

今日は『とんど祭り』についてお話をしたいと思います。

 

『とんど焼き』・『とんど祭り』の意味


 

もともとは大きく分けて2つの意味があるとされています。

1.歳神様を空へお送りする

お正月に歳神様(としがみさま)をお迎えするために飾った門松や松飾りを正月の終わる小正月(こしょうがつ)に焼いて、歳神様を空へお送りする

2.道祖神をお祀りする

災厄の侵入を防止することや子孫繁栄などを祈願するために、その土地の守り神として祀られている道祖神(どうそしん)様をお祀りすることであり、歳神様を空へお送りする内容とほぼ同じ(お祀りする神様が歳神様ではなく道祖神である)

<参照:神仏ネット https://shinto-bukkyo.net

 

歳神様なのか道祖神様なのかは、その地域によって異なっていたり、同じと見なされていたりしますが、共通するのは

 

自分の住んでいる地域を守ってくださっている神様をお祀りすること

 

です。

地域のよっては、『どんと焼き』、『どんと祭り』、『さぎっちょ』、『とんどさん』、など呼び名も様々ですが、基本的にお祀りすることには変わりありません。

 

そして『とんど焼き』・『とんど祭り』では、その年の

五穀豊穣(ごこくほうじょう:穀物が豊に実ること)

商売繁盛(しょうばいはんじょう:商いがうまくいって栄えること)

家内安全(かないあんぜん:家族が怪我や病気や事故にあわないこと)

無病息災(むびょうそくさい:病気をせず健康であること)

子宝成就(こだからじょうじゅ:子宝に恵まれること、安産祈願)

子孫繁栄(しそんはんえい:ご先祖様からつながる親・子・孫がいつまでも栄えること)

学業成就(がくぎょうじょうじゅ:受験や試験に合格する、学んだことがしっかりと生かせること)

厄払い(やくばらい:大難を小難に、小難を無難にして、災厄を無事にやり過ごすことができること)

といった願いを込めて行われます。

 

広島護国神社での『とんど祭り』の様子

 

『とんど焼き』・『とんど祭り』が行われる日


 

もともと、小正月(1月15日)までの間を『松の内』と呼び、門松や松飾りを1月14日まで飾っていたことから、小正月である1月15日に行うことが基本とされており、今でも1月15日に『とんど焼き』・『とんど祭り』を行う地域も少なくありません。

ただ、最近では、1月15日が平日であることや、成人式が1月の第2月曜日に変わったことなどから、『とんど焼き』・『とんど祭り』も1月の第2日曜日もしくは第2月曜日(成人の日)に行われることも増えてきています。

私の住んでいる地域では、1月の第2日曜日に行われます。

 

『とんど焼き』・『とんど祭り』の内容


 

『とんど焼き』・『とんど祭り』の内容は、それぞれの地域で少しずつ異なっており、矢倉を地域の人たちで一緒に準備するところもあれば、青年団や消防団など地域の若手の人たちで矢倉を作ることもあります。

歳神様に関係する神社の宮司に来てもらってお祓いをしてから矢倉に点火するところもあれば、神社の敷地内で矢倉を組んで周囲に結界を張ってから矢倉に点火するところもあります。

私の住んでいる地域での『とんど祭り』の様子です↓

組み上げられた矢倉

矢倉に点火される

矢倉が燃えるとともに無病息災を願う

 

『とんど焼き』・『とんど祭り』で焼けた後の残り火でお餅を焼いたり団子を焼いたりするところもあれば、ぜんざいや豚汁などを振る舞うところもあります。

いずれの内容でも、歳神様あるいは道祖神様をお祀りすることには変わりないとともに

 

地域にゆかりのある人たちが新年に集まって親交を深める

 

ということも『とんど焼き』・『とんど祭り』での大切なことだと思います。

 

まとめ


 

今日は『とんど焼き』・『とんど祭り』についてお話をしました。

皆さんの住んでいる地域では、『とんど焼き』・『とんど祭り』という名前でなくとも、小正月を迎えて、歳神様や道祖神様をお祀りする行事があると思います。

その土地土地の行事に参加してみて、自分の住んでいる、あるいはゆかりのある地域がどんなところなのかを再発見してみてはいかがでしょうか。

 

最後までブログを読んでくださり、ありがとうございます!

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