新米小坊主の小話 お大師さまの母親を想う心

こんにちは。広島の作業療法士の川本健太郎です。

今日は、高野山真言宗 僧侶の川本祐道(ゆうどう)として、仏教に関するちょっとした小話(こばなし)をします。

いつものブログ記事とは少しコンセプトが異なり、サクッと読めるように心がけていますので、お気軽に読んでみてください 

(*´▽`)ノノ

 

和歌山県九度山町の由来


 

高野山を修行の道場とした弘法大師(お大師さま)は、高野山を

 

女人禁制(にょにんきんせい:女性の出入りを禁止する)

 

にしました。

お大師さまが高野山を開かれた頃、お大師さまのお母さまの

 

玉依御前(たまよりごぜん)

 

はすでにご高齢でしたが、お大師さまに会いたくても会えません。

( ´•̥̥̥ω•̥̥̥` )

そこで、『玉依御前』は高野山の入り口に建てられた

 

慈尊院(じそんいん)

 

で暮らします。

この慈尊院は

 

女人高野(にょにんこうや)

 

とも言われています。

そんなお母さまのことを想い、お大師さまが毎月九度、高野山からお母さまに会いにこられたことから

 

九度山(くどやま)

 

という名前がつけられたと言われています。(諸説あります)

お大師さまの母親を想う心が伝わってきますね。

 

 

 

<お大師さまゆかりの地>

 

別格本山 慈尊院

<写真引用:ニッポン旅マガジン

 

所在地:〒648-0151 和歌山県伊都郡九度山町大字慈尊院832

電話: 0736-54-2214 FAX :0736-54-2214

交通アクセス:慈尊院ホームページ

 

 

皆さんの貴重なご意見・ご感想、大変参考になりますので、お気軽にコメントなどいただけると嬉しいです。

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