ブログを書く時に守っていること〜ペルソナの設定〜

こんにちは。広島の作業療法士の川本健太郎です。

ブログを書き始めてから4ヶ月が過ぎていますが、読者様からこんな質問を受けました。

 

川本さんのブログは読みやすく、専門的な表現や難しい言い回しの文章を、かなり分かりやすく噛み砕いて表現されておられますね 

U.Y様(2020年1月10日)

おっしゃる通りです。

私は作業療法士という仕事上、専門職相手だったり、テーマが決められており、ある程度出席者の状況がわかっているもの(医療・介護・福祉分野の専門職の集まりなど)であれば、その状況に合わせたプレゼンテーションを行います。

でも、ブログはいつでもどこでも誰でも見ることができます。

当然、子供からお年寄りの方まで幅広くブログを見ることができるので、あまりにも難しい内容を書いても

 

「なんだか難しいこと言ってる」

 

「よく分からないから面白くない」

 

などと言われると思います。

そこで大切になってくるのが、

 

ペルソナの設定

 

です。

今回は、ブログを書く上で欠かせないペルソナ設定についてお話をして、なぜペルソナが必要なのかについて、お伝えできればと思います。

 

ペルソナとは


ペルソナとは、

 

サービス・商品の典型的なユーザー像

 

のことを言います。

少し分かりにくいのでブログを例に挙げると

 

(私の)ブログを読んでくれている具体的な人物像

 

のことです。

ペルソナがしっかり設定されていれば、言葉の表現や伝え方、図や絵やイラストの使い方、キーワードの選び方など、ブログを作るために必要な要素を全てペルソナに合わせて作ることができます。

そしてブログの記事内容は、

 

ペルソナがちゃんとわかってくれる内容でなければならない

 

ということになります。

 

ペルソナ設定方法


 

ペルソナは設定はかなり細かく、

 

年齢・性別・趣味・仕事・誕生日・年収・住所など

 

を明確にすることが一般的です。

そうは言っても、なかなか具体的なペルソナが思い浮かばないと思います。

なので、私は

 

友人の子ども

 

をペルソナにしています。

具体的には

A子 13歳 女性 未婚 3人姉妹の長女(妹:10歳・6歳)

両親と妹二人の5人暮らし 人口2000人くらいの田舎に住んでいる

将来の進路を考えている  友達と遊ぶのが好き

新しいことが好きで得た知識を人に伝えるのが好き

読書が好きで熱中すると周りが見えない

父親は体育会系で母親は教育ママ

 

こんな感じです。

ペルソナ設定で大切なことは、

 

自分自身がはっきりとイメージできる人でペルソナを作る

 

ことです。

そしてペルソナを作ったら

 

ペルソナのために心を込めて書いた自分の記事を渡して読んでもらう

 

というつもりでブログの記事を書きます。

ペルソナを『恋人』に設定しているのであれば、ラブレターのようなものです。

とにかく、ペルソナが読んでいて

 

「この内容、よく分からない」

 

「これ、面白くない」

 

「文字ばっかりで見づらい」

 

とかにならないようにブログの記事内容をペルソナに合わせて修正していきます。

ペルソナにブログを読んでもらうための工夫


 

ペルソナを設定したら次の4つを意識しながら記事を書くことになります。

 

①キーワードを決める

キーワードを決めるということは、どんな記事を書くかを決めることなので、キーワードを決めることはとても重要です。

キーワードは、ブログのタイトルのキーワードと、ブログの記事内容のキーワードと大きく2つに分かれますが、ここではペルソナ設定で必要なブログの記事内容のキーワードのことを言います。

キーワード設定に関しては、まず自分の考えたキーワードを作ります。

例えば、

『やる気』 『引き出す』

というキーワードを選んでみます。

そのキーワードをGoogleや『発言小町』などの検索ツールで検索してみます。

すると、いくつかの関連記事が出てきます。

今回はGoogleでの検索を調べてみました。

検索で出てきた内容をみながら、ペルソナのことを考えてブログの記事にできそうなキーワードを選びます。

今回は

 

『やる気』『引き出す』『方法』

 

というキーワードを選びました。

 

②ペルソナを思い浮かべながら記事を書く

キーワードを選んだら、ペルソナのために記事を書いていきます。

 

言い回し方や文章の構成内容

 

単語の理解力の程度

 

イラストや図など文字以外で分かりやすいものの使い方

 

起承転結がきちんとできているか

 

など、とにかくペルソナのことを考えながら記事を書いていきます。

 

③ペルソナの反応を思い浮かべる

記事を書いている途中、あるいは一通りの記事を書いたあとは、

 

ペルソナがどんな反応を示すのかを思い浮かべる

 

ことが重要です。

私の場合は、妻に記事内容をみてもらい、第3者の目で見てペルソナが興味を持ってくれるような内容になっているか、逆に読みにくい内容になっていないかを見てもらうようにしています。

私の設定しているペルソナであれば、特に両親や友達に対して

 

「こんな面白い話があるんだよ」

 

とかを言ってもらえるのかどうかを常に意識しています。

 

④記事を読み返してペルソナが理解・納得・興味を持ってくれるかを何度も検証する

①から③までのことを繰り返しながら、実際に記事を投稿したあとも、ペルソナが何度読み返しても興味を持って読んでくれるかを確認します。

私の場合はおおよそ2ヶ月から3ヶ月に1度は必ず過去の記事を見直して、

 

ペルソナだったら今この記事を見てどう思うだろうか

 

という作業を行います。

ブログの記事はだんだん書いているうちに慣れてくる部分もあり、過去の記事ではかなり硬めで難しい内容で書いてしまったことでも、表現を少し変えるだけで読みやすい文章に変わることも珍しくありません。

また、一つの記事を書いてだいたい3ヶ月後には、Googleでの検索順位も変わってきます。

検索上位にきていれば、それだけ読みやすいあるいは興味のある記事となっていることを意味していますし、逆に順位が下がっているようであれば、記事内容の見直しをする必要があります。

ペルソナのことを1番に考えながらも、検索順位は気にしたいところです。

 あわせて読みたい

<相手のやる気を引き出す4つのコツ ブログ記事まとめ>

今回のペルソナ設定で例に挙げた『やる気』『引き出す』『方法』をキーワードにした記事です。

 

 

 

ペルソナを設定することでのメリット


 

ペルソナを設定することでの1番のメリットは

 

作業療法や専門的な医療・介護・福祉のことを知っていない人でも気軽にブログの記事を読むことができる

 

ということです。

ブログはいつでもどこでも誰でも見ることができるので、当然、子供からお年寄りの方まで幅広く見ることができます。

そんな人たちに気楽にブログの記事を読んでもらおうと思うのであれば、あまりにも難しい内容を書いても誰にも読まれず、結果として

 

ひとりよがりな記事

 

になってしまいます。

ペルソナを設定して、ブログの入り口を広くすることで、いろいろな人が気楽に来てくれるようになり、その結果、

 

「ヘぇ〜、こんなことが言えるんだ」

 

「この人、作業療法士っていう仕事をしてるんだ」

 

「作業療法士ってどんなことをするのかな」

 

と興味が数珠のように繋がってもらえることが、結果としてブログを長く続けていくきっかけになってきます。

 

 

 

まとめ


 

今回は、ブログを作成していく上でとても重要なペルソナ設定についてお話をしました。

作業療法士に限らず、専門職が記事を書くと、どうしても専門用語が多かったり、難解な文章になったりしがちです。

私も見直しながら改善点や修正点を見つけてはこまめに直していますが、ブログ作成で一番大切なことは

 

読み手のことを一番に考える

 

ことだと思います。

だからこそ、最も身近な存在であるペルソナをしっかりと設定しておく必要があるのです。

皆さんの貴重なご意見・ご感想、大変参考になりますので、お気軽にコメントなどいただけると嬉しいです。

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