笑い方一つで病気とおさらば たった4つの笑い方のポイント

こんにちは。広島の作業療法士の川本健太郎です。

前回の記事で、『笑い』というものは

 

体と心の健康を保つためにとても大切な感情

 

であるとお伝えしました。

作業療法士である私は、作業療法を行う際に

 

相手と一緒に笑う

o(*⌒―⌒*)o

 

時間をとても大切にしています。

今回は笑い方一つで健康へのさまざまな効果が期待できるというお話をします。

 

お腹の底から笑う


 

お腹の底から大声で笑うことで、深い深呼吸をする

 

腹式呼吸

 

になります。

すると、酸素を体の中に多く取り入れることができるので、血液の流れが良くなります

それと同時に、笑うことで呼吸に関係する筋肉である

 

横隔膜

 

を鍛えることができるので、肺の機能の強化にもつながります

通常、胸で呼吸する場合(胸式呼吸)では、1回に出入りする空気の量は、およそ500mL程度ですが、腹式呼吸の場合は最大2000mL胸式呼吸の4倍以上の空気が出入りをします。

この空気の出入りでは、酸素を取り込むだけではなく、体の中に溜まっている大量の

 

二酸化炭素

 

をしっかりと吐き出すことができるので、その分、酸素が体内に入りやすくなるのです。

肺の機能が良くなれば

 

動作・運動をする時の疲労が少なくなる

 

持久力がつく

 

という効果にもつながります。

また、腹式呼吸は

 

副交感神経(ふくこうかんしんけい)

 

の働きを助け、興奮した時に分泌されるノルアドレナリンの分泌を抑えてくれるので、自律神経を整えるためにとても役立ちます

 

今は、新型コロナウイルス感染症対策のため、三つの『密』は避けなければなりませんが

 

テレビやパソコンやスマホに向かって大声で笑う

ヾ(@°▽°@)ノあはは

 

誰かと電話やテレビ会議で話をしながら大声で笑う

((ヾ(≧∇≦)ノシ)) ギャハハハ!!

 

お風呂の中で大声で笑う(映画『となりのトトロ』で家族みんなでお風呂に入って笑っている場面みたいに)

( ノ∇≦*)キャハ

 

など、できるだけ大きな声でお腹の底から笑うことが望ましいのです。

 

クスッと笑う


 

 

「そうは言っても、なかなか大声で笑えないですよ」

(・´ω`・)困ッタナァ…

 

と言われる方もおられると思います。

そんな方は

 

クスッと笑う

 

ことを心がけてください。

( *´艸`)クスッ♪

 

クスッと笑う程度でも、口角(こうかく:唇の両端の部分)を上げる大頬骨筋(だいきょうこつきん)や目の周りの眼輪筋(がんりんきん)などの表情筋が働いて、笑顔を作ることができます。

この程度の笑いでも、脳では

 

笑っている

 

と認識して、気分がほぐれてくるのです。

少し面白いことがあった時、何かに気付いて驚いた時、サプライズがあった時など

 

ちょっとした楽しい経験

 

の時にクスッと笑うことも大切ですが、それとは逆に、悲しいことがあった時、がっかりした時、何か不快でイラッとした時、など

 

楽しいとは言えない経験

 

の時にも努めてクスッと笑ってみることをお勧めします。

ただ、この場合、場所や場面を選ばないと相手に誤解を与えてしまうことにもなりかねないので、楽しいとは言えない経験をした時には

 

その場から少し離れて

 

一度深呼吸をして

 

何がそんなに嫌だったのかな

 

と少し気持ちを落ち着けてから、クスッと笑ってみてください。

もしも、クスッと笑えないのであれば、クスッと笑えるネタを用意しておくことをお勧めします。

私の場合は

 

面白いネタをスマホのメモ機能にこまめに入れておく

 

『シルバー川柳』を持ち歩く

 

ということをしています。

ちょっとした隙間時間や、少し不快な思いをして表情が険しくなっているように思ったら、メモや川柳をこっそり見て

 

クスッと笑う

( *´艸`)クスッ♪

 

ようにしています。

 

先ほどもお話をしましたが、笑いは

 

脳が認識

 

していることなので、たとえ楽しいとは言えない経験をした時にクスッと笑ってても、笑っていると脳が認識するので、気分がほぐれてくるのです。

こうしたクスッと笑うことは

 

負の感情から解放される

 

ためにとても大切なことであり、これを続けることで

 

体も心もすっきりしてくる

 

前向きに物事を考えることができるようになる

 

という大きな利点があるのです。

 

誰かの笑い声を聞く


 

 

誰かの笑い声を聞くことも、笑い方の一つです。

これは、自分と周りの人との関係を確認するための

 

社会的存在を認識する

 

活動としてとても重要な要素になっています。

誰かの笑い声が、もし、親しい人や家族や知り合いのものであるならば、自分の周りにいる人や社会との

 

繋がりを感じることができる

 

だけではなく、その場所に自分が居ても良いという

 

安心感

 

に繋がります。

 

「なんか、あっちの方で楽しくやってるみたいだね」

ヽ(゚◇゚ )ノヽ( ゚◇゚)ノ

 

「よっぽど面白いことがあったんだろうね」

ヘ(^∇^ヘ)ヘ(^∇^ヘ)

 

など、誰かの笑い声を聞くだけでも、そちらに自分の関心が向くと同時に、自分がここに居て別のことをしていても、みんなで楽しそうにしているのであれば、安心して自分のしたいことに取り組めますよね。

安心感を持つことで、精神的にも落ち着いてきます

また、誰かの笑い声が聞こえたら、思わずそちらに行ってみたくなりますよね。

そうすることで、一人でいることよりも、楽しそうなところに行く気持ちになり、興味・関心が刺激され

 

心がウキウキしてくる

 

ようになり、気持ちも楽になってくると思います。

 

普段の会話も意識して笑顔を作ってみる


 

 

 

顔をブスーっとしたままの、いわゆる『仏頂面(ぶっちょうずら)』している人とは付き合いづらいですよね。

仕事でも付き合いでも、笑顔のない人とは付き合いにくいと思います。

私はハワイが大好きなのですが、ハワイに行くと、基本的にどんな人も

 

とにかく笑顔で話しかけてくる

 

ことが多いです。

 

「いや、そりゃ、ハワイも商売だからね」

彡(-ω-;)彡

 

と言われるかもしれませんが、商売だからとかいう以前に、笑顔で話しかけられて不快な思いはしませんよね。

英語が喋れなくても、良くわかっていなくても

 

「なんとかあなたの力になりたい」

(๑•̀ㅂ•́)و

 

「なんとかあなたの要望を叶えたい」

(○≧ω≦)9

 

という思いが、笑顔とともにひしひしと伝わってきます。

気持ちが落ち込んでいても

 

笑顔でいればだんだん力が湧いてくる

 

ものですし、笑顔でいる人の周りには人が自然と集まってきます

普段の会話で笑顔ができているかどうか

 

家族・友人・同僚などに定期的に会話時の表情をチェックしてもらう

 

ことはとても大切なことです。

 

口角(こうかく)は下がっていないか

 

目も笑っているか

 

表情に関係する筋肉がしっかり動いているか

 

などをチェックしてもらうと良いでしょう。

また、電話などをしている時に

 

鏡をみながら電話をする

 

ことも、会話中の自分の表情を確認するためには効果的です。

無意識のうちに出ている表情が、実は普段の自分の表情に最も近いということを忘れないでください。

 

まとめ


 

 

今回は、笑い方一つで健康へのさまざまな効果が期待できるということで

 

お腹の底から笑う(腹式呼吸)

 

クスッと笑う

 

誰かの笑い声を聞く

 

普段の会話も意識して笑顔を作ってみる

 

といった内容をお伝えしました。

 

「笑う門には福来たる」

ヾ(=^▽^=)ノ

 

ということわざにもあるように、笑いは幸福や健康を保つためのとても良い薬になります。

新型コロナウイルスへの対応で、なかなか体も心も休まることができない時期だからこそ、笑いの持つ力をしっかりと活用していただきたいと心から願っています。

 

 

皆さんの貴重なご意見・ご感想、大変参考になりますので、お気軽にコメントなどいただけると嬉しいです。

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2 件のコメント “笑い方一つで病気とおさらば たった4つの笑い方のポイント

  1. こんにちわ。思い返しますと最近、おもいっきり笑ったことがなくなっているように思います。友達に会う機会も減ってきていますしテレビもコロナ報道ばかりを見ていますし番組も面白いのがありませんね❗おもいっきり笑えることを見つけるようにします。

    1. やまおさん
      いつもコメントをありがとうございます♪
      笑いは万病の薬とも言われています。
      笑いで免疫力の低下を予防できるという報告もありますので、こういった時期だからこそ、ちょっとでも笑える時間を持てると体にも心にも良いと思います。
      またお気軽にコメントをいただけると大変ありがたいです(*^^*)

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