介護の世界を目指す人への講義をしてきました

こんにちは。広島の作業療法士の川本健太郎です。

いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。

ありがたいことに、私は最近特に講演の依頼を受けることが増えています。

( ☆´x`)thanks!

 

私の講演内容は多岐に渡り

 

作業療法に関する話

基礎医学(解剖学・運動学)に関する話

地域リハビリテーションに関する話

介護職員向け基礎・応用講座での話

医療・介護・福祉の分野に関する話

職業人講和

お坊さん関係の話

人生に関する話(人生相談も含む)

 

など、他にも多くの内容での講師やオブザーバーのお役目をいただいています。

この記事を書いている時は、いまだに新型コロナウイルス感染症への対応が必要とされているので、オンラインでの講演が多いのですが、対策をしっかりとした上での講演も行っています。

講演依頼に関しては、私自身が過去さまざまところで講演してきた経験があるところを評価していただいているところもあり、本当にありがたいです。

(*╹▽╹*)

 

今回は、先日私が講師をした『職業人講和』の様子とそこでお話をしたことをお伝えします。

 

職業人講和での講義


 

職業人講和とは、「実際に現場で働く人」が講師として招かれ、業界未経験の人に対して仕事内容や業界の実情などを話す場のことです。

 

今回は福祉キャリアセンターが嘱託事業として行っている

 

介護福祉士実務者研修

 

の場で講和をしました。

ちなみに私の講和は前年度の介護福祉士実務者研修での職業人講和に続いて2回目の職業人講和となります。

前年度の職業人講和はこんな感じです。

パワーポイントを用いての講和です。

受講生は18名でいずれも社会人を経験されてから、介護の道を志して来られて方々です。

 

前回は、私の勤めている会社紹介を行いつつ、本題は

 

介護予防とコミュニケーション

 

と題して、介護の仕事で知っておいて欲しい介護予防と、仕事や人間関係で知っておいて欲しいコミュニケーションの方法論についてお話をしました。

介護の仕事をする方は、当然、介護が必要な方のお世話をするのですが、ベッドから車椅子へ乗り移る方法や、ベッド上でのケアなどをされる時に、腰にかなりの負担をかけたまま介助を行う傾向にあるので

 

腰痛

_(⌒(_´-ω-)_イタイ…

 

を抱えやすい傾向にあります。

また、介護が必要な方がまだ自分の力で行えるさまざまな活動があっても、すぐに介助をしてしまい、介護が必要な方の能力がどんどん衰えてしまってますます介護力が必要になるという傾向に陥りやすいところもあります。

人間は

 

自分でできることが減ると自尊心がどんどん失われていく

 

と言われています。

必要なところの介助は大切ですが、自分でできることを減らさないための支援も大切なので、介護が必要な方に最も多く関わる介護の仕事をする方にお伝えするようにしています。

そしてコミュニケーションに関しては、介護の仕事に関わらず

 

人間関係において誰もが一番悩むところ

 

でもあるので、どうすればうまくコミュニケーションがとれるかについてをお話しました。

 

そして今回の職業人講和では、前回の講和後の受講生からの反応がとても良かった

 

コミュニケーションについて

 

の話を中心に講和を展開するとともに、前回の講和では行えなかった

 

受講生の先輩にあたる人からのビデオメッセージ

 

を取り入れました。

今回の職業人講和はこんな感じです。

まずは礼から始まります。

受講生は新型コロナウイルス感染防止のために隣の人との間をセパレートしています。

もちろん、ソーシャルディスタンスを行っての受講です。

私も当然にマスク・手指消毒・ソーシャルディスタンスをしての講演となっています。

会社の説明の段階から受講生の皆さんは

 

身を乗り出して話に耳を傾け

 

コミュニケーションの話になると

 

熱心にメモを取りながら

 

話を聞いていました。

特に、介護福祉士実務者研修修了者であり、受講生の先輩にあたる人で当社に入職して頑張っている職員のビデオメッセージはとても良かったようで

 

「自分たちの道の先にいる先輩の仕事内容がわかって良かった」

(๑✧∀✧๑)☀

 

「具体的にこれから何を学ばなければならないかがわかった」

( ·ㅂ·)و ̑̑

 

「腰痛にならないように気をつけたいです」

ᕦ(ò_óˇ)ᕤ“

 

など、率直な感想とこれから学ぶことが何に繋がるかの

 

具体的なイメージ

 

ができたようであり、これからの受講生の学習意欲の向上に繋がったのではないかと思います。

 

講和が終わり、質疑応答では、コミュニケーションに関する質問を受けました。

今回の記事では詳細な内容はお伝えしませんが、受講生の多くは、過去に介護の仕事以外の経験があり、そこから一念発起して介護の世界に入ろうとする方々でもあるので、やはり人と人との関係に欠かせないコミュニケーションはとても気になっていたようです。

いずれにしても

 

明確な志を持って

新たな世界に自ら入り

その世界でなんとかして結果を出したい

 

といった方々を前にしての講演は、熱気もさることながら受講する姿勢も非常に素晴らしいものがありました。

 

介護の仕事というのは、経験された方ならお分かりかと思いますが

 

身体も心もとてもエネルギーを使う

(o○>Å<) oツカレル…

 

職業です。

介護職員が慢性的に不足している理由としても

 

介護に伴う肉体的な疲労

体が受けるダメージ(特に腰痛・慢性的な腕や膝の痛み)

一方的にいろいろなことを言われることでの心の疲労

人間関係での悩み

賃金の問題

 

などが多いため、介護の仕事を諦める人が多いのも事実です。

それでも、私は自分にできることをお伝えするとともに、志を同じくして一緒に働いてくれる仲間としての介護職員さんとは

 

ともに学び

ともに泣き

ともに笑い

ともに希望をもつ

 

ことを心がけています。

それは、私が過去のブログでお伝えした

 

『伝える・伝わる』ことの大切さ

 

に大きく関係しています。

↓ ↓ ↓

 

今回の職業人講和を通じて、一人でも多くの受講生のお役に立つことができ、そしてまた新しい仲間として一緒に働く機会があればと心から願っています。

 

 

皆さんの貴重なご意見・ご感想、大変参考になりますので、お気軽にコメントなどいただけると嬉しいです。

↓ ↓ ↓

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