こんにちは。広島の作業療法士の川本健太郎です。
この記事は私の好きな言葉でもある【一期一会】をもとに、作業療法士としての日々の出会いや色々な思いを綴ったショートストーリーです。
思わずクスッと笑える話から、ちょっと心のどこかに届くような話しなど、サクッと読めるように心がけていますので、お気軽に読んでみてください。
(*´▽`)ノノ
『住まう』と『通う』
家の中で見せる姿
家の外で見せる姿
これらがそれぞれ違っているということは、皆さんの身近な経験にもあると思います。
「家の外では社交的だけど、家の中では一人の時間を大切にする」
(*´∪`*)ゞデスッ
「家から出ると人見知りをするけど、家の中では家族の中で一番言いたい放題をする」
b(´゜∀゜`)ネー
など、家の中と家の外で見せる姿の違いの大きさに自分以外の人が驚くことも珍しくありません。
私の仕事は訪問作業療法ですが、デイサービス(通所介護)という
通い・通うことで利用者さんの生活を支える
ところとも連携をしているので
訪問で見る利用者さんの『住まう』環境
デイサービスで見る利用者さんの『通う』環境
の両方を見るように心がけています。
『住まう』で言えば、その利用者さんにとっては自分の城のような所なので、当然、自分の好きなように生活をされている方も多く、時には
部屋が片付いていない
時々朝晩が逆転している
食べ物が偏っている or 3食規則正しく摂っていない
薬の飲み忘れなどがある
季節に応じた衣類が整理できていない
と言ったことも目にするとともに
「リハビリ〜❗️❓めんどくさいわ〜」
ε=o(´Д`●)
と言われることもしょっちゅうあります。
でも、『通う』場であるデイサービスに行っている時には、レクリエーションや体操などに積極的に参加されて
「今日、体操を教えてくれたネェちゃん、べっぴんさんやったで❗️」
(v´∀ `)ハ(´∀`v)ヒャッハー!
と言われ、体操だけではなく身の回りの活動(排泄や入浴など)もしっかりされているということも珍しくありません。
デイサービスだけではなく、サロンのような集まり、健康教室などの集まり、友人・知人などとの集まりなど
家から出て誰かと会って何かをする場所
も『通う』場面でもあるので、『通う』場面でその人がどんな表情や活動をされているのかは在宅生活を支える上でとても大切な情報になりますし、『住まう』場面でのリハビリなどへの応用にも繋がります。
なので、『住まう』ところでのリハビリを含めた健康管理ももちろん大切ですが、『通う』ところでの健康状態や活動状況、そして何よりも
社会との交流場面
でのその人らしさをしっかりと見た上で、その人を『住まう』ところと『通う』ところで支えることが、在宅生活支援でとても重要なことになってくるのです。
皆さんの貴重なご意見・ご感想、大変参考になりますので、お気軽にコメントなどいただけると嬉しいです。
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