新米小坊主の小話 福と幸せについて

こんにちは。広島の作業療法士の川本健太郎です。

今日は、高野山真言宗 僧侶の川本祐道(ゆうどう)として、仏教に関するちょっとした小話(こばなし)をします。

サクッと読めるように心がけていますので、お気軽に読んでみてください。

(*´▽`)ノノ

今日の『お大師さまゆかりの地』は、四国八十八ヶ所霊場第三十二番霊場 禅師峰寺(ぜんじぶじ)です。

(*^-^*)

 

福と幸せについて


 

私たちは

 

 

という言葉を聞いて、嫌な思いをすることはないと思います。

そもそも福というのは

 

運のよいこと

幸運

幸い(さいわい)

しあわせ

神仏への供え物のおさがり

デジタル大辞泉

 

を意味するとともに

 

天から与えられるサイワヒ(幸い)

 

のことを示していることから

 

福とは仏さまからの贈り物

 

であると言えます。

なので、漢字の元となる語源を遡(さかのぼ)ると、どこか悪い意味が含まれていたりするものもありますが、福という漢字の語源を遡っても

 

善い(良い)こと以外の意味が全く見当たらない

 

という非常に珍しい言葉でもあります。

それでは、サイワヒ(幸い)とはどんな意味があるのでしょうか。

 

その人にとって望ましく、ありがたいこと

しあわせ

幸福

運のいいさま

そうしていただければしあわせだと人に頼む気持ち

デジタル大辞泉

 

を意味しています。

そして

 

福は幸せを含み

幸せは福を含む

 

ものとして、私たちは日常的に

 

幸福

 

という言葉を用いています。

では幸福とはなんでしょうか。

私たちがいつも欲してやまないのが幸福です。

幸福という言葉からイメージされることとして

 

甘い香りのする花の匂いが心の中まで満ちてくる感覚

ぽかぽかと陽の光が降り注ぐ草原でのんびり過ごす

家族がいつもにこやかに団欒(だんらん)する

子供が楽しそうに公園を駆け回る風景を見る

愛する人の腕の中で安心して眠りにつく

高原の爽やかな風にあたりながら深呼吸をして生命の力を感じる

家族の笑顔が思い浮かぶ

 

など、人それぞれに感じる幸福のイメージは人の数ほど存在すると言えます。

仏教でも幸福について同じようなことが言われていますが、端的に申すと

 

心が満たされた感覚

 

それこそが幸福であるとされています。

そして幸福とは

 

他人が運んでくるものでも

どこかに行って得られるもの

 

ではありません。

 

どこにいても

心に光が満ちる時こそ

幸福は私たちに訪れる

 

ものなのです。

そして心が光に満ちる時というのは、何か特別の物事によるものではなく

 

自分自身が幸福だと感じ取れる状態

 

の時を言うのです。

私たちは病気や経済的な不安や人間関係の疲れから、ついついマイナスの理由を見つけようとしがちです。

でもそれは結局のところ

 

他人のせいにしている

 

だけであり、他人のせいにしているのは他ならぬ自分自身なのです。

お大師さまの言葉である

 

(むな)しく来たりて

(み)ちて帰る

 

というお言葉には

 

たとえ辛く悲しいことがあっても

仏さまは自分自身の心の中にあり

その心の中の仏さまに気づけば

(おの)ずと幸福に過ごすことができる

 

ということを現代の私たちに伝えているのではないでしょうか。

このコロナ禍の時代、どこかマイナスのことばかりが目につき、心穏やかでなくなったり、他人を批判したりすることが増えているからこそ、いま一度幸福について身近な人と一緒に考えてみませんか。

 

 

<お大師さまゆかりの地>

 

四国霊場八十八ヶ所

第三十二番札所

八葉山 求聞持院 禅師峰寺

(はちようざん ぐもんじいん ぜんじぶじ) 

禅師峰寺は土佐湾の海岸に近い標高82mほどの峰山の頂上にあることから、地元の人たちはみねんじみねでらみねじと呼び、古くから親しまれて来ています。

禅師峰寺から土佐湾をのぞむ

聖武天皇(701年〜756年)の勅願にて行基菩薩(668年〜749年)が土佐沖を航行する船舶の安全を祈願して御堂を建てたのが起源とされています。

その後、大同元年(806年)に珍しい岩や霊験あらたかな岩の立ち並ぶこの地をお大師さまが訪れ、天竺にある八角の山として知られる補陀落山(ふだらくせん)の霊場と同じようだと感得され、ここで虚空蔵求聞持法(こくうぞうぐもんじほう)の護摩行を執り行われ、自ら十一面観世音菩薩像を彫刻され、御本尊にされました。

禅師峰寺 山門

船舶の安全を祈願して建てられたお寺でもあり、海の男たちは御本尊である十一面観世音菩薩像を船魂の観音として手厚くお祀りされ、漁師たちに限らず江戸時代には参勤交代などで浦戸湾から出航する歴代の藩主たちがこの地を訪れ、航海の無事を祈ったとされています。

<約5の動画で禅師峰寺の紹介をされています>

所在地:〒783-0085 高知県南国市十市3084

お問い合わせ:088-865-8430(TEL)

交通アクセス:四国八十八ヶ所霊場會

 

 

 

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