こんにちは。広島の作業療法士の川本健太郎です。
この記事は私の好きな言葉でもある【一期一会】をもとに、作業療法士としての日々の出会いや色々な思いを綴ったショートストーリーです。
思わずクスッと笑える話から、ちょっと心のどこかに届くような話しなど、サクッと読めるように心がけていますので、お気軽に読んでみてください。
(*´▽`)ノノ
人の家に上がるということ
「医療従事者の方々の方がどちらかと言うとマナー知らずが多いですね」
訪問看護・訪問作業療法に限らず、在宅生活支援を行う場合は
人の家に上がる
ことが非常に多くなります。
当然、人さまのお家(もしくはその人のパーソナルスペース)にお邪魔をするのですから
訪問のマナー
は必ずといっていいほど守らなければなりません。
当たり前のことですが
事前のアポイントをする
約束の時間を守る
訪問前後の挨拶をきちんと丁寧に行う
玄関では正面向きで上がって必ず靴を揃える(靴は下座に)
敷居や畳の縁(へり)は踏まない
訪問で持参したバッグ・カバンなどは置いていい場所を確認してから置く
退出する時に部屋にゴミなどを出していないか確認する
訪問先での頂き物はご法度
など、気をつけるところがたくさんあります。
一度きりの訪問であれば、その場で気をつけることだけに注意しておけば良いかもしれませんが、在宅生活支援においては、何度も対象者の家を訪問するので、毎回の訪問時に気をつけなければならないことも多いのが実情です。
しかしながら、だんだん慣れてくると、気が緩みやすくなるのも実際のところであり、いつの間にか今まで守っていた訪問時のマナーがおざなりになることもしばしば見受けられます。
「ご遠慮なさらずにね」
ゴエンリョナク♪(ノ∇`* )
「まあ、ちいと(ちょっと)楽にしんさいね」
(*ノ´∀`)ノキラクニ~♡
と言われると、誰でも気持ちが緩んでくるものです。
夏の暑い中を何度も訪問していると
「麦茶でも飲んでいきんさい」
(_^-^)_ドウゾ♡
と気遣ってくださる方もおられますし、場合によっては勧められたお茶をお断りすると却って機嫌を悪くされる方もおられます。
でも、訪問先のご本人やご家族は
結構細かいところを見ておられる
ことがあります。
そんな時に言われたのが冒頭の言葉でもある
「医療従事者の方々の方がどちらかと言うとマナー知らずが多いですね」
というご家族のひと言です。
この言葉を言われた方の家では、お医者さんの訪問診療と訪問看護・訪問リハビリテーションと訪問介護を利用されているのですが、どうも最近、医療従事者の訪問の時に
訪問時間が微妙にズレてきている
靴を脱ぎ散らかして上がっている
敷居や畳の縁(へり)をズカズカと踏みつける
ことが非常に気になっておられたようです。
一度気になり始めると、その他の行動でもますます気になることが出てきてしまい、ご家族は非常に不快な思いをされたそうです。
この場合
誰がやったか
ではなく
医療従事者
と一括りにされてしまっていることが大きな問題でした。
なので、自分はきちんとしているつもりであっても、もしかしたらどこかで落ち度があったかもしれないですし、他の人を責めたところでご家族の不快な思いが解消される訳でもないので、その場できちんと謝罪をした上で
関係者間できちんとマナーを守るようにする
ことを徹底しました。
<(_ _)>スイマセン…
慣れというものだけではなく、訪問者のマナーへの理解不足がこうした問題を引き起こすこともしばしば見受けられるため
訪問を受け入れる側の気持ちをまず考える
人さまの家に上がっているという意識を強く持つ
ことを、在宅生活支援を行う人たち一人一人がしっかりと認識し、このブログのテーマでもある
一期一会
を大切にして、訪問のマナーをきちんと守ることを心がけています。
皆さんの貴重なご意見・ご感想、大変参考になりますので、お気軽にコメントなどいただけると嬉しいです。
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